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バレーボールマガジン>インタビュー>『つなげたから』 五十嵐元 引退記事(2)インタビュー・後編

インタビュー

2016-07-10 09:56 追加

『つなげたから』 五十嵐元 引退記事(2)インタビュー・後編

V2/V3 男子

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--今後、現役を引退されてから、どのような方向へ進まれるか。可能な範囲でお聞かせいただけますでしょうか。

バレーボールで生きてきたんで、今後、バレーボールを活かす、というか、バレーボールに携わる、そういう仕事ができればと思っています。指導の現場に携われたらいちばんいいと思っていますので、指導者を目指して、まずは社会人1年目というか、また新人として勉強しながら、指導者を目指していきたいと思っています。
現場に僕を見かけたら、どこかに携われてるのかなと思っていただければ…

--バレーボールで生きてきた、ということばを今伺いましたが、改めまして、バレーボールというのは、どのような魅力があって、どんな存在であったか、教えていただけますか。

バレーボールは、スパイクとか、サーブとか、派手なプレーはありますけど、一番の魅力はラリーだと思うんです。大学時代の部長(川合武司先生)が「バレーボールはカバーリングのスポーツだ」と言ってて。

恩師の言葉に、このひとの生きざまが凝縮されていた

恩師の言葉に、このひとの生きざまが凝縮されていた

--うお…深いですね。

僕には、すごく印象に残っていることばなんです。今、非常勤とかでバレーボールを教えることがあるんですが、そのとき「バレーでいちばんおもしろいのはラリーだから、ラリーが続くように頑張ろう!」って言うんですけど、この言葉が頭にあります。

--その言葉で、今まで元さんを見てきていろいろ感じたことが、繋がってきたなー、と思いました。

僕は、結局、もちろん、ピンポイントでできれば問題ないんですけど、そうじゃないからこそ、カバーリング!というのが、根底にあるんだなー、という感覚があるので。他にもいろいろありますけど、面白い言葉はこれが一番です。
あとは、ここまで続けられたのは絶対ひとりの力じゃない、僕一人じゃ何もできなかったと思うんで、支えてくださった方々にやらせてもらったものですよね、バレーボールは。
やっぱり、一番は家族に感謝しています。

--お時間をいただき、本当にありがとうございました。これからのご活躍を願っております。

聞き手・写真 出口季里

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