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バレーボールマガジン>インタビュー>鈴木悠二「ピンチサーバーって変なところで出てくるじゃないですか。だから狂ったように練習した」

インタビュー

2017-03-02 17:12 追加

鈴木悠二「ピンチサーバーって変なところで出てくるじゃないですか。だから狂ったように練習した」

V1リーグ 男子

OLYMPUS DIGITAL CAMERA——スーパーリーグについて。

鈴木 あんまり考えてないですけど、どうなんだろうなと思いますね。そうなってチームがプロ化したら、そうなるでしょうけど、ぼくの方から何か思うことは特にないです。変わってみないとどうなるかわからないので、そんなこと考えてもしょうがないなと。

——移行されたあとは?

鈴木 歳も歳なんでそうならないと思いますよね〜。上の方針が決まったらそれなりの対応になっていくんだと思いますけど、決まったらですね。

——体調管理はどうしていますか?

鈴木 リーグ始まったら手洗いをよくしてます。乳酸菌飲料をチームで配ってくれるんですけど、それを毎日ちゃんと飲んでて、あとファンの方がはちみつをくれるんですよ。バルクハニーっていって抗菌の。それも毎朝なめています。今のところ元気です。

——本気でバレーを目指したのはいつからですか?

鈴木 大学ですかね? 中学から初めて、中学は何も知らずに、高校へ行ってもあまり思わなかったですね。

——大学に入ってから?

鈴木 そうですね、合宿するようになってからですかね。

——東レに入ったきっかけは。

鈴木 地元は、あまり関係ないですけど、呼んでいただいた高いレベルのチームはここだったので。それ以外は僕は聞いてないです。

——相思相愛だったんですね。

鈴木 そういうことですね!

——東レの良いところ。

鈴木 明るい、楽しい。練習もそうですし、普段も仲が良くて楽しい雰囲気が

すごく良いと思います。

——スタメンに定着して2年目。それまで焦りなどはありましたか?

鈴木 あせり? いやぁそんなのはないですね。…ないです。

——ちゃくちゃくと努力を?

鈴木 そうですね。スタメンになりたいと思ってずっとやってましたけど、そんなに簡単にはうまくいくものではなく。ちょっとずつちょっとずつ上がっていった感じですね。

——サーブについて。鈴木さんの武器ですよね。

鈴木 2年目くらいかな? 1年目にピンサで秋山さんが使ってくれて、ピンチサーバーって、変なところで出てくるじゃないですか。ギリギリのところでとか、勝負のところとか。ということは変にならないといけないじゃないですか。狂ったように練習しなきゃいけないってことで、トス練習とか1時間やったりとかしました。もちろんサーブも打ちますけど、ずっとはやってられないので「トスだけでも」って。秋山さんのアドバイスで、過去にはジルソンもずっとやってたときいて、僕もトス練習をずっとやって。そういうことのおかげで、1年目2年目とちょっとずつ確率がよくなって、そのうちに、「こいつはサーブがいいぞ」っていう認識がついてからですかね、自信持ってできるようになったのは。

——憧れの選手は。

鈴木 憧れは越谷さんとか。身近にすごい人みてたので。

——タイプ違いますね?

鈴木 そうなんですよ、ぜんぜん違うんですけど、僕は守備的でもない。でも出来ないことに憧れる、あんな守備うまかったりとか、変人のようなレシーブがあったり、スパイクもすげーなと思いますね。

——全日本に意欲はありますか?

鈴木 今ですか!? 歳も歳だしな…東京五輪がなかったら、もうワンチャンスあったかなと思いますけど。東京五輪に向けてってなったら、ないかなと思います。

——今までのベストゲーム、ワーストゲーム。

鈴木 なんだろうなぁ……優勝? 天皇杯? 天皇杯くらいしかコートで勝ってないんですよね。

——ワーストは?

鈴木 大学2年生の時の決勝ですかね。負けました。最後の方でポールに当てるようなサーブミスして、「わぁぁぁ終わった〜〜〜」って言って泣き出しちゃいました。

——スランプはありますか。

鈴木 あんまりないです。スパイクが決まらないなんてしょっちゅうですけど、かといってスランプとかとは違う。しょっちゅうスランプっす。だから練習してます。

——心がけていることは。

鈴木 ないからダメなんだろうなぁ……何かしら課題があれば克服してみようという細かいことはありますけど、プレー中も意識できているかというのは難しいところ。できている時は考えてプレーしていて、いい練習している時ですね。

——サーブルーティンは。

鈴木 いつも上見てからトス上げしてますね。ルーティンもいろいろあったんですけど、今は大分減ったんです。プレーが早くなったんでスタスタ歩いて。

——後輩に伝えていきたいこと。

鈴木 自分のことで精一杯ですけど……みんな練習頑張れよと(笑)。

——スタメンになって変わったこと。

鈴木 ないですけどね……。前はスタートって緊張しちゃうようなことがありましたけど。「途中からの方がいいな」っていう。慣れですからねそういうのも。変わらないです。いつもどおりです。

——30歳をむかえるにあたってフィジカルについて

鈴木 あ〜体がいたんできたと思います(笑)

——ベテランとして、上手さも出てきたのでは。

鈴木 上手さなんかぜんぜん出た気がしないですけど、スパイクなんかで上手くやりたいですよね。いつも一生懸命だけじゃなくて、コースうちとかリバウンドとかフェントとか。状況に応じたプレーをしたいです。

——取材時点でサーブ効果率2位、サーブに関して心がけているところ。

今までとあまり変わらないですけど、しっかりと打つことです。あ〜でもそうかいや、リードしてたらただただミスってもいいから打って行くだけですけど、今は意外と、入れていく時は入れていくし、いつも強く打っていくだけじゃなくなりました。それで効果がでているのは嬉しいですよね。

——中学校のころはセンターだったとか。

鈴木 いやぁ、センターやってたら、もうちょっとブロックいいと思うんですけど(笑)全然経験が活かせてないんですよね〜。中学選抜も高校1年もセンターでした。でも……活きてないですね(笑)

——ニコにてついて。

鈴木 すごいパワフル、アグレッシブ、エネルギッシュ。熱い人ですよね。チームを鼓舞したり、まとめようとしたりだとか、言葉通じなくてもわかるようなフレーズだけで、熱さが伝わってくるので、それだけでもキャプテンシーありますよね。

——Vリーグですごいと思う人、尊敬する人。

鈴木 清水とか和人さんすごいですよね。あの人はうまいです。

——やっぱりサイド?

鈴木 そうですね。サイドの方が目がいきますね。清水にはよくブロック飛びに入っているし、全然わかんないですよね……(笑)

——遠征に必ずもっていくもの。

鈴木 パソコンは持っていきます。映像見るために。でもそんなもんですね。

——差し入れでうれしいもの困るもの。

鈴木 困るものはないですよ。変なものもらったことないです。嬉しいのはちょっとつまめるお菓子とか、飲み物とか嬉しいですね。

——勇退後にやってみたいこと。

鈴木 週休二日やってみたい(笑)。祝日休んで3連休とかやってみたい(笑)

——ファンに向けて。

鈴木 これからファイナルに向かっていきますがこれからチームでどんどん上がっていきますので応援よろしくお願いします。

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