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インタビュー

2017-04-03 17:38 追加

ベルナルド・レゼンデ「今が交代の時だと決断しました」

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■海外のチームで指揮をとる可能性は?

――リオ五輪前に、日本男子代表のオファーを受けたという報道がありましたが。

監督 それはありません。「ベルナルドさん、いつか日本もお願いしますよ」程度の話が雑談の中でありました。それはオファーと言わないでしょう。日本には試合で行く度に大変お世話になったので、何かの形でお返しができれば、とはいつも思っています。最近、ポーランド代表コーチであり元フランス代表監督のフランス人ブラン氏が日本へ行くという話を聞きました(このインタビューは、全日本スタッフ発表の前に行われた)。

 

――それはちょっと意外というか……、予想していませんでした。

監督 ブラン氏と直接話したわけではありませんが、本人の選手、監督としての国際経験は申し分なく、選手からの信頼も厚い人です。

 

――最近、ブラジルと日本は対戦がありませんが、もし監督ご自身が、日本男子を率いるとしたら、何を変えたい、どこから始めたいというのはありますか。

監督 クラブチーム(Vリーグの企業チーム)との連携でしょうか。どんなに素晴らしい経験を持った監督でも、いきなり代表を任され、さあ4年後にメダルを取れというのは絶対に無理な話です。

 

――ということは、代表に入る前にいかに準備ができているか、ということですか。

監督 そうです。ブラジルにはスーパーリーグのチーム、ジュニアチームなど素晴らしい指導者がたくさんいます。代表チームに入る前の下地がしっかりできています。

 

――今は退任されたばかりですが、少し休んで充電して、海外で監督という可能性はありますか。

監督 それはありません。もしまた監督をするなら、ブラジルのために尽くしたいです。

 

■5月に日本でお会いしましょう。

――女子の世界クラブチーム選手権で日本へ行かれますね。

監督 そうです。クラブチームのレクソナ‐セスキ(Rexona – SESC)として行くのは、代表チームとはまた違った感覚ですし、新たな挑戦です。

 

――昨年の大会ですでに日本の久光スプリングスと対戦しました。どうでしたか。

監督 日本はどこのチームも粘ってくるタイプです。久光は代表選手が何人もいて質が高いですし、外国人は1人だけ、うちと似たようなチーム構成です。日本は高さはありませんが、こちらの攻撃が単調にならないように気をつけたいと思います。これがトルコのチームとなると、もう世界選抜といっていいようなメンバーです。どの試合も難しい戦いになるでしょう。久光のナカタ監督と監督として再び対戦できて、嬉しかったです。オオバヤシはリポーターとして活躍していますね。いつも声をかけてくれて、リオにも来ていました。

 

――レクソナ-セスキはどういうチームか、見どころを教えて頂けますか。

ミドルでも両サイドでもブロックでどんどんプレッシャーをかけてくる。 写真:Alexandre Loureiro/Inovafoto/CBV

ミドルでも両サイドでもブロックでどんどんプレッシャーをかけてくる。 写真:Alexandre Loureiro/Inovafoto/CBV

監督 ブラジル代表と基本的に形は同じだと思います。MBがスピードとブロックでしかけ、そこから両サイドやバックに多彩な展開を広げていくのが身上です。セッターのロベルタ・ラツケが今シーズンはレギュラーで経験も増え自信をつけました。ベテランのリベロ、ファビアーナ・デ・オリベイラやOPモニケ・パヴォンがしっかり脇をしめ、新旧バランスのあるチームです。

 

――最後に日本のバレーファンにメッセージをお願いします。

監督 長い間、ブラジル代表の応援ありがとうございました。遠く離れた国なのにいつもホームの様に迎えて下さり、感謝の気持ちで一杯です。私たちの間で芽生えた友情はこれからも続いていくでしょう。5月にクラブチームとして日本へ行くのを選手、スタッフとも楽しみにしています。ぜひ観戦にいらして下さい。ドウモ、アリガトウゴザイマシタ。

スーパーリーグを制して、ブラジル1位の力を日本でお見せしたいです」 写真:唐木田真里子

「スーパーリーグを制して、ブラジル1位の力を日本でお見せしたいです」 写真:唐木田真里子

聞き手:唐木田真里子(サンパウロ在住)

 
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