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バレーボールマガジン>インタビュー>バレー全日本代表復帰、新鍋理沙「中田監督とまた一緒にできるのが嬉しいです」

インタビュー

2017-04-27 12:00 追加

バレー全日本代表復帰、新鍋理沙「中田監督とまた一緒にできるのが嬉しいです」

V1リーグ 男子 / 全日本代表 女子

sPIC_0123──選ばれて、やっぱり嬉しかったですか。

新鍋:嬉しかったです。すごく嬉しかったです。

──中田監督から言葉はありましたか。

新鍋:メンバー発表の前に「どう?」って聞かれたので、「チャンスがあるなら久美さんともうちょっとやりたいです」と伝えたら、「嬉しいよー!」と言ってくださったので、ほんとに頑張ろうと思いました。

──中田監督の存在というのは新鍋選手の中で大きいですか。

新鍋:すごく大きいです。

──どういうところで、大きいですか。

新鍋:久美さんが久光製薬スプリングスに来られていなかったら、今バレーをしているかどうかもわからないですし、バレーボールに対しての考え方とかも全然変わったと思います。

──新鍋選手はロンドン五輪で銅メダルを取っているし、もともと意識は高かったのではないですか。

新鍋:ロンドン五輪のころの全日本ではついて行くのに必死で……それが大きくて。でもオリンピックが終わってチームに帰ってきて、立場ややることが変わって、自分が引っ張らなきゃいけなかったり、自分がどうにかしないといけないということも増えて、苦手だけどみんなにもいろいろ言わなきゃいけないとか……全然変わったので。

──ああ、そうですね。そういうことを中田監督はよくおっしゃってましたね。「あえて苦手だとわかっているけどもゲームキャプテンをやらせます」とか。

新鍋:そうです、そういうことです。そういう毎年変わっていく役割ができていたのかはわからないですけど、久美さんが来られて、自分だけじゃなくてみんな意識が変わったと思います。バレーも面白くなりました。

──そんな中田監督が「リサ(新鍋)は私とそっくり」とおっしゃっていましたが、新鍋選手自身はいかがですか。

新鍋:似てます?(笑)あまり考えたことはなかったですが、似てるんですかね?(笑)ありがとうございます。あ、ありがとうございます、じゃないか(笑)

──そんなそっくりな?(笑)中田監督へはどんな言葉を贈りたいですか。

新鍋:久美さんが来られて6シーズン、あっという間だったと今は思いますが、その中でほんとにいろんなことがあって、だけど久美さんはいつも選手のことを一番に考えていろんな言葉を掛けてくださったり、アドバイスしてくださったり、そういう監督に出会えた私たちは本当に幸せだと思います。一緒に戦って、負けたこともありましたが、優勝できたことはすごく嬉しかったです。
逆に今シーズン、久美さんがなかなか練習に来られなくて寂しくて、やっぱり久美さんに頼りすぎていたんだなって思って、もっと自分たちでどうにしかしなきゃいけないって思ったり。久光製薬スプリングスで久美さんと一緒に戦ったシーズンは、私だけじゃなくてみんな、バレー人生の中でもそうですし、これからの自分の人生の中でもすごく大きな6年間だったと思うので、久美さんには本当に感謝しかないです。久美さんとまた一緒にバレーができるのがほんとに楽しみですし、今までたくさん迷惑かけたので、これからもかけてしまうかもしれないですが、ちょっとでも恩返しができるように頑張りたいなと思います。

──楽しみですね。頑張ってほしいです。

新鍋:この前、久美さんの送別会も含んだ会があって、そのときに久美さんが「頑張ってください」じゃなくて「一緒に頑張りましょう」って言ってくださって、それがすごく嬉しかった。久美さんがいなくても、久光製薬スプリングスは今まで積み重ねてきたことを忘れず、やらなければならないこともいっぱいあるので、今までにプラスしてもっともっといいことをたくさん積み重ねていけたらいいなと思います。

──全日本は少し久しぶりになりますが、どんなふうに頑張りたいですか。

新鍋:もしかしたら周りが私を見る目は厳しいかもしれないので。でもそれは自分の責任でもあるので、その分今まで以上に頑張らないといけないと思いますし、しっかりと責任を持ってやっていきたいと思います。

──では最後に、ファンのみなさんにメッセージをお願いします。

新鍋:応援よろしくお願いします!

写真:久光製薬スプリングス提供

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コメント

山田太郎 [Website] 2012.04.20 13:00

やっと帰ってきた!
守りからのバレー復活に期待。
レギュラーは当然として、キャプテンやって欲しいな。。

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