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インタビュー

2017-04-28 12:00 追加

石井優希「世界クラブは自分を試す大会。結果を残せれば自信になる。表彰台に上りたいです」

石井優希インタビュー(前編)

V1リーグ 女子 / 全日本代表 女子

sPIC_0120 バレーボールのV・プレミアリーグ2016/17で準優勝の久光製薬スプリングス。NECレッドロケッツとの「ファイナル」は2戦フルセットの接戦の末に敗れ、惜しくも優勝を逃したが、キャプテンでエースの長岡望悠選手がけがで不在の中で「軸」となりチームを引っ張ったのが石井優希選手だ。個人として「敢闘賞」を受賞。
次に待つ舞台は世界。5月には練習拠点の地元神戸で「世界クラブ選手権」が開催される(久光製薬スプリングスは開催国代表として出場)。リーグの振り返りや世界クラブについて語っていただいた。

──V・プレミアリーグお疲れさまでした。終わって少しお休みできました?

石井:はい。1週間ぐらい(お休み)もらいました。

──久光製薬スプリングスは準優勝でした。振り返ってみて、どんなリーグでしたか?

石井:結果的にはやりきった感が強くて、決勝でNECレッドロケッツに負けましたが、一昨年(決勝で)負けたときとは全然違って、涙も一滴も出ませんでした。悔しいけど、“やることはやった”という思いもあったので悔いはなかったですし、ミユ(長岡望悠)がいない状況でどうにかしないといけないという思いもあって、「ファイナル3」「ファイナル」ではチームが(リーグを通して)一番固まることができたので、チームとしていいバレーができたんじゃないかな、いい締めくくりになったんじゃないかなと思います。負けて終わったからやっぱり悔しいですけど、内容的には悪くなかったんじゃないかなと。

──ファイナルは2試合ともフルセット、最後までどちらが勝つかわからない好ゲームでした。石井選手もふさわしい活躍でした。

石井:ファイナルは楽しく伸び伸びできました。「ミユ(長岡)の思いも」という気持ちがあったので、自然と体が動いてやりたいことができたという感じでした。「ファイナル6」とかレギュラーラウンドでももっと(自分の)パフォーマンスが上がっていれば、1位通過できていたかもしれないので、そういうことを考えたらまだまだというのはありますが、年々成長している部分は自分でも感じています。プレーだけでなく立場としての役割も変わってきて少しはよくなってきているんじゃないかなと思うので、世界クラブ(選手権)も頑張りたいと思います。

──本当に着実に成長されていますよ。その証の一つだと思いますが、リーグで「敢闘賞」。それはやっぱり嬉しかったですか?

石井:嬉しかったです。でも自分でいいのかな……とも。ファイナルは(パフォーマンスも)よかったかなとは思います。「ファイナル3」はディフェンスはよかったと思いますが、スパイクの数字はあまり……。

──でも、石井選手が今季テーマに置いている「軸」というのは数字だけではないと思いますし、本数だけでなく、ここで切りたい、決めてほしいというときに決めていたようにと思います。

石井:サイドなので、二段トスが増えるポジション。なので……。個人的にはそこまで常に数字を気にしているわけではないですが、試合後にはやっぱり気になって数字が低いと“ああー”って思ってしまいますが、リバウンドをうまく取っていると数字は悪くなったりしますし……そうですね、うまく向き合いながらやれていたかなとは思います。

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