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バレーボールマガジン>インタビュー>石井優希「世界クラブは自分を試す大会。結果を残せれば自信になる。表彰台に上りたいです」

インタビュー

2017-04-28 12:00 追加

石井優希「世界クラブは自分を試す大会。結果を残せれば自信になる。表彰台に上りたいです」

V1リーグ 女子 / 全日本代表 女子

s_F0A7942──そうなんですね……。「ファイナル」ではリーダーシップをとれていたように見えました。

石井:そうですね、「ファイナル」は自分が乗っていたというのもあったと思うのですが、優勝か準優勝かで大きく違うと思っていたので。

──そんな姿にキャプテンをやれるのでは、という声もありましたが。

石井:いえいえいえ……それはできません、荷が重いです。たいへんです、キャプテンは。

──いつかは? 楽しみにしていますね(笑)では、世界クラブ選手権についてお聞きします。今回は地元、神戸で開催されますね。石井選手にとって世界クラブはどういう存在ですか?

石井:今度で4回目。クラブとしての世界最高峰で、各国のうまい選手が集まっている価値ある貴重な大会だと思いますし、(世界のトッププレーヤーの)うまさを盗むことができる大会だと思います。そういう相手との勝負で自分の価値を上げる、自分を試す大会でもあるのでそこで結果を残せれば、自分にとっても相当自信になると思います。ずっと久光製薬スプリングスで世界を目標に戦ってきて、勝利できた試合もありますが、まだ表彰台に届いていないので(これまでの最高は5位)、表彰台に上りたいです。

──石井選手の26歳の誕生日の翌日からですね。地元ですし、どんなプレーをファンの皆さんに見せてあげたいですか。

石井:そうです、大会の予定が変更したので26歳2日目です(笑)。(身長が低くて)小さい日本が、大きい世界のチームを相手に頑張っていい試合をしていたら、日本のチームを応援してもらえるようになると思うので、粘りで勝ちにいきたいです。ブロックアウトとか国内の試合とはまた違った点数の取り方が必要ですし、ディフェンスに対しての駆け引きも重要になる。基本は、高さでは勝てないので、いかに相手が嫌がるバレーを久光製薬スプリングスが仕掛けられるかだと思います。

──サッカーの「FIFAクラブワールドカップ」で日本の鹿島アントラーズが決勝に進んでレアル・マドリードと善戦した例もありますし、可能性はあると思います。

石井:はい。昨年も世界のクラブと戦わせてもらって、セットは取れているので、それをもう1セットもう1セットで、勝てたらいいなと思います。

──楽しみです。

後編に続く
写真:久光製薬スプリングス提供

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