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バレーボールマガジン>インタビュー>パナソニック 深津英臣主将「コートに立つ事の重さを改めて考えさせられた」

インタビュー

2017-11-22 17:29 追加

パナソニック 深津英臣主将「コートに立つ事の重さを改めて考えさせられた」

V1リーグ 男子

――パナソニックで初めての主将となりましたが、夏場(全日本で)チームにいない主将として、どんなことに気をつけましたか。
深津:夏場いようがいまいが、僕がキャプテンになった以上は、「いいチームで強いチーム」を作るということを決めています。ですから、「いいチームで強いチーム」にするために、いろんなことをみんなに話しています。

――具体的には?
深津:いい練習をして、いい関係性を作って…。強いチームというのは、試合を重ねていかないと分からないですけど。まずはいいチームをしっかり作ろうとして、コミュニケーションを自分からとるようにしています。

――主将に指名されたときは、どう思いましたか。
深津:いずれやると思っていたので、「わかりました」という感じです。

――主将経験は?
深津:小学校から中高大と、ずっとやっています。

――その時と比べて、全日本での主将、パナソニックの主将経験はどこが違いますか?
深津:僕がキャプテンで求めるものは一緒ですけど、年齢が幅広いので、いろんな人に助けてもらわないといけないなというのが違います。

――昨年度は優勝候補の一角とされながら、途中から相次ぐ怪我で失速。5位で終わりました。昨シーズンを振りかえって。
深津:悔しいの一言ですね。負けて悔しいもそうですしベストメンバーで戦えなかった悔しいもあるし、いろんな悔しさが残ったシーズン。たぶんそれは怪我をした本人もそうですし、チームメイトもそう。「絶対強い」と思っていたらそういう風になってしまったので、それは悔しかったですね。

――昨シーズン終盤、そして今シーズンの全日本と、深津選手には試練のときだったと思います。その中で「こうしていけばよかった」「こうしていこう」という思いがあれば。技術面と、精神面で。
深津:それはないですね。全日本では、ただ僕が技術不足だから試合に出れなかっただけであって。監督のせいじゃないし、監督と合わないからとかでもない。パナでも全日本でも、監督のバレーは好きです。ただ単純に自分の技術が足りないだけなので、これからさらに技術を磨かないといけない。自分がどういう状況にあるか冷静に考えながら。このままでは(全日本に)選ばれないし、パナソニックでも試合に出れない可能性も出てくるので、なんとしても勝ち取れるようにしていくのが大事かなと思う。

――ミドルを使うほかには、どんなことを向上していきたいですか。
深津:ブロックとかディグとかを、もっと上げていきたい。トス以外の面でもセッターには大事なことがたくさんあるので。世界のセッターは、ブロックとか、サーブとかもすごいので。身長は伸ばせないけど、スキルアップはしないといけないと思っています。

――今のチームの手応えは。
深津:すごくいいと思います。怪我の面では、ここからが怖いなというのもありますけどね。技術の面では完璧な状況にいるので、手応えは十分です。

――前のキャプテンの白澤さんから、アドバイスなどはありますか?
深津:アドバイスとかはないけど、「いつでも助けるからね」と言ってもらいました。「一人で背負いすぎないように。いつでも相談してきていいよ」と言ってくれたので、ありがたいです。

――川村監督からは何か言われたりします?
深津:キャプテンとしては特にないです。ただ、川村さんがどういうことを考えているかは、選手としても一緒にやっていたから知っているし、監督になってもわかっています。監督の考えていることを察知しながら、選手で共有できたらなと思います。

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