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2017-12-08 08:00 追加

中田久美監督「日本中から応援してもらえるようなチームに」 中垣内祐一監督「全試合に全力投球で」

全日本代表 女子 / 全日本代表 男子

中田久美監督「第1次ラウンドは全勝で突破したい」

――このプール(A組)でいちばん気をつけたいところは?
中田:第1次ラウンドは全勝で上がりたい。2次になるとセルビア、ブラジルなども上がってくるはずなので、いい雰囲気を持って次のラウンドに進みたいと思っています。

――初戦にアルゼンチンを選んだ理由は?
中田:(現体制になってから)まだ対戦したことがないということと、これから情報が集めやすい国だからです。ネーションズリーグで当たるので、そういうところから研究できると思います。アルゼンチンは高さがあり、サーブもいいのですが、ある程度読めるチームではないかと思います。

――Vリーグなどの視察で新たに注目している選手はいますか?
中田:選びたい選手は何人かいますが、来シーズンはネーションズリーグの予選が5週あり、アジア大会もあり、その後の世界選手権なので、ピーキングをどこに持っていけばいいのかというのが非常に難しいです。選手起用法や、人数の問題など…。あまり直前まで大人数でいくとまとまらないし、少ないと疲労がたまってくるので、その辺の起用方法を慎重に考えなければならないなと。

――膝のケガをしている長岡望悠選手はそろそろ復帰できるのでしょうか?
中田:長岡は順調だと思います。戻ってくるのではないでしょうか。来年の全日本には戻ってくるようにと期待しています!

――今年度を振り返って、改めて課題やどういうところを強化したいなど、見えてきたことはありますか?
中田:攻撃パターンや幅、横だけでなく縦の幅も使った攻撃も加えていかなければならないと思います。

――世界選手権の目標について。最低限、ここまでは達成したいという目標はありますか?
中田:最後まで残りたいです(笑) 残りたいですけど、今シーズンまでチャレンジできるのかな?と。若い選手を使うにしても、その次の年になるとメンバーを固めていかなければならないので、そういう意味では幅は広げたいなと思います。

――選手選考や戦術面など、いろいろ思い切ったことができそうですか?
中田:やっていった方がいいと思います。いろんなプレッシャーも含めて、いい経験になっていくようにしなければならないと思っています。

――Vリーグの視察で黒後愛選手などをご覧になっていると思いますが…?
中田:黒後のすごいところは狙われてもめげないところ。自分でクリアしていかなければならない課題なんだとわかっているんですね。すごいポテンシャルを彼女は持っていると思います。

――若手の選手にも世界選手権ではチャンスがある?
中田:世界選手権本番になる前にチャンスを与えたいと思います。その上で本番に臨みたいですね。

――今日は白井貴子さんが抽選を担当されましたが、何かお話はされましたか?
中田:「世界選手権はね、五輪で金メダルを獲るためには大事な大会だから、しっかりやりなさい!」と言われました。とても説得力があり、何も言えませんでした(笑)

――監督ご自身の現役時代は世界選手権に対してどのようなイメージを持っていましたか?
中田:3大大会のひとつで、重要な大会。それと、とても期間が長いイメージがありましたね。予選ラウンドが特に、戦っても戦っても先が見えないという思い出があります。ただ、私は日本で開催する世界選手権は経験がないから、ホームゲームの世界選手権はちょっと想像がつかないです。

――ホームという意味では、先ほどおっしゃられていた日本中を味方にというのが可能になりますね。
中田:人の心が動くくらいのバレーボールがしたいですね。そのためにも発信をちゃんとしていく責任があると思います。

――大会中はどんなところにポイントを置きたいですか?
中田:勝ったり負けたりがあると思いますが、そこで一喜一憂しないことですね。逃げない、あきらめないことが大事だと思います。

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