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ゲームレポート

2018-01-26 21:30 追加

ホーム北海道勝利で締めくくり 各クラブチームにそれぞれの収穫 V・チャレンジリーグ2東川大会レポート(後編) 

V2/V3 男子

第2試合 ヴォレアス北海道 3-0 千葉ゼルバ

25-17
25-18
25-19

スターティングメンバー
北海道)2S山口 5WS家近 9MB加藤 19OP陳 13WS佐々木 18MB倉内 L10白石
千葉)12WS大町 3MB藤原 8OP村松 1WS浅野 7MB齋藤 5S荒木 L2市川/14冷水

点差以上に北海道が攻め、圧倒した試合となった。
 北海道は前日からスターティングメンバーを大幅に入れ替えた。前日エド監督が「明日はもしかしたらもう少し出るかも」と語っていたとおり、新加入の佐々木をスタートから遣った。その佐々木が攻守ともにブランクを感じさせないプレイを見せ、びっしりと入った観客をどよめかせた。北海道は、リリーフサーバーに山本を起用する以外はほぼメンバーを固定で試合を進め、それぞれの選手が役割をきちんと果たし快勝。
千葉はチームの流れをつくっていく以前の状態になってしまったことは否めなかった。ブロックの要であり、前日も活躍した中野が急遽欠場したことも影響したかもしれない。

千葉ゼルバ・古家康隆監督「完全アウェーでした」

選手としてもベンチ入りしていた古家(ふるいえ)監督

--千葉ゼルバの、東川での2日間を振り返って。

心の弱さが出たと思います。土壇場で点数が取れない。取り切ることが出来ない。相手の気持ちを上回ることが出来なかったんじゃないのかなと思います。特に、今日は、力を出す前の段階で、もう、シャットアウトされたような印象です。
(北海道は)非常に強かったです。

--今回はクラブ形態のチームが4つ揃っての大会でした。千葉ゼルバは準加盟になって3年目ですが、クラブの運営でいろいろ苦労されているかと思いますが…今、練習などはどのようなスパンでおこなっているのでしょうか。

ウチは全員違う会社で働いているメンバーで、チームとしては週2回の活動になります。それぞれ、各個人で、いろいろなチームに行って、調整をする、という形です。もともと、みんな知り合いというか、ほかのクラブチームでやっていたメンバーが集まっています。僕たちはNUDE(千葉のクラブチーム)として活動していて、戦うライバルチームからみんな声をかけてきたという経緯があります。

--今大会は移動もけっこう大変でしたか。

ちょっと大変でしたけど、安いツアーを見つけてくれて……なるべくお金をかけないようにして。

--これからのリーグ戦、どのように残りの試合を戦って行きたいと思っていますか。ホームゲームもまた控えているかと思いますし。

毎年、チームが増えて行っている中で、まだ(ゼルバは)、5位しか取ったことないんですよね(2015/16シーズン:7チーム中5位、2016/17シーズン:8チーム中5位)。5位以上に行ったことがないので、それ以上を目指してやっています。

--今回、東川のホームゲームの印象はいかがでしょうか。会場の雰囲気や、運営について。

ここが小学校ということに、まずびっくりです。逆に(体育館の中は)千葉のほうが寒いくらい。
試合の雰囲気としては、正直なところ、完全アウェーでしたね(笑)。そういう雰囲気を醸し出されている、という。イコール、逆を返せば、ヴォレアスさんファンがいっぱいいらっしゃって盛り上がったということですね。
運営に関しては、たぶん、(スタッフの)細かい役割がはっきりしていたんでしょうね。子どものことだったり、ファンの人のことだったり、ちょっとゆかりのある人のことだったり、いろいろな方面から、細かい気遣いが出来ないと、ここまでの集客と一体感というのは出せないな、と思います。

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