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インタビュー

2012-08-08 18:58 追加

岡山 河本監督「こんなふうに成長してほしい! 栗原恵選手」

V1リーグ 女子

バレースタイルには徐々に対応してもらえれば…

―宮下選手にとって、栗原選手は憧れの選手だったようですが…?

河本 宮下がバレーを始めた頃はちょうどメグカナの全盛期でしたから、憧れも強かったようです。栗原がチームに合流してからも、ハイタッチしたら冗談で「手を洗いたくない」なんて言ってましたよ(笑)

―栗原選手は宮下選手とは入団前から全日本で一緒にプレーする機会があったと思いますが、ほかの選手の反応はどうですか?

河本 みんな栗原が本当にこのチームに来るとは思ってなかったみたいで、驚いていました(笑) でも、もともと変な違和感のないチームなので、栗原も溶け込もうとしていますし、すでに練習中も笑顔を見せていますよ。チームプレーには何が大事かをよくわかっている選手ですよね。

―岡山シーガルズにはよい意味で「真面目」というイメージがあると思うのですが、栗原選手にも真面目なイメージがあり、チームカラーと合っているのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?

河本 それはあると思います。バレーに対するイズムといいますか、ポリシーがどこか似通っているんじゃないかと感じますね。栗原は自分が完成した選手だとは思っていないから、研究熱心だし、自分の欠点を補うためにはどうすればよいかを常に考えているようです。そんなところもチームメイト同士、お互いに刺激を受け合ってくれるといいですね。

―栗原選手のポジションについてはどのようにお考えですか? レフトとライト、どちらに入るのか、サーブレシーブは担当するのかなどを教えてください。

河本 ポジションはレフトを中心としたエースですが、相手チームに外国人がいる場合は長身を生かし、ライトでブロックをさせることも考えています。それから、サーブレシーブには入ってもらう予定です。

―岡山では独自のシフトを敷かれていると思いますが、それにはすぐ対応できそうですか? 栗原選手も記者会見で「これから勉強させてもらう」と話していましたが…。

河本 まずは彼女の高さなどの特長を生かすことが第一。それを伸ばしつつ、うちのバレースタイルには理解できる範囲で、徐々に対応してもらえればという考えです。

―今日はありがとうございました。

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