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会見・コメント

2018-03-02 21:33 追加

ジェイテクト浅野「消化試合にはしないよう全力で戦った」JT深津「バレーボールを舐めていたら、バレーボールに殺される」

V1リーグ 男子

JTサンダーズ

ヴコヴィッチ監督

 

昨日の試合負けてから凄く追い詰められた状況で、選手たちにとっては、サントリーサント東レさんの試合が終わるまで凄くストレスがかかる状況。難しい状況で戦わなければならなかったが、選手たちはよくやってくれた。ジェイテクトさんも素晴らしかった。レギュラーシーズンの上位3チームとは他のチームとは違ったプレーをしていたが、ファイナル6に入っていいプレーができた。選手たちには心からおめでとうと言いたいです。

 

――今日もサービスエースを食らって流れが悪くなったことを乗り越えて勝因は。

ヴコヴィッチ監督:今日の試合の鍵はメンタルの差。昨日の試合はモチベーションは高かったが、重要な場面でミスが出た。今日は1セット目も4セット目もリードされてる状態でじりじりと追いすがる展開でしたが、あの差は、失点しても選手たちが諦めずに信じて戦い続けた。カジースキは世界でトップの選手で、エースを何本も取られ、ブロックシステムの上から打たれたが、諦めずに戦い続けて勝てた。

 

――東レが2ポイントで生き残る目が出てきたが、どういう気持ちだったか。

ヴコヴィッチ監督:昨日の試合が終わったあとの難しい状態だった。伝えたことは、終わったことはすっかり忘れて、星勘定は一切期にせずに、最初の一本目から全力で最後まで戦っていこう。くいのないようにしっかり戦い抜こうと声をかけた。

昨日の夜ミーティングが終わったあとに、エドガー選手、新しい選手を読んで個別にミーティングした。彼らに何を求めているか確認するために。

 

深津旭弘

内容はどうであれ、結果は良かった。最後勝てばいいじゃないですけど、ここが全て。いろいろあるとおもいますが、来週もこの勢いのまま頑張り切る。

 

井上航

今日の試合は前の試合で東レさんがサントリーさんにフルセットになって、自分たちが3ポイントとればいけるということで、変なプレッシャーを感じることなく、チーム一丸となってやれた。

 

山本将平

ファイナル3がかかった相当プレッシャーのかかる試合で、最低限勝利するためのプレーができた。いつもどおりのプレーができたのがよかった。

 

――3人に。このファイナル6の収穫反省を踏まえての意気込み。

深津:ここまで来たのでやるだけ。ファイナル3に来れなかったチームもありますし、自分たちがやってきたことがここまでこれた。相手がどうこうでなく、自分たちの雰囲気で今日みたいに耐えることができたし、若いチームで勝ってるのがJTのいいところで未来がある。良いところを自分が引き出せれば。

 

井上:若いメンバーが多く入っているので、僕含む内定の武智とか小野寺もチームに勢いを与えて、年下だからと言ってコートに入れば関係ない。

 

山本:気持ちの面で、レギュラーラウンドを4位で通過して、1戦も落とせない試合が続いてきて、変にファイナル3だからとか考えずに、1戦1戦やっていきたい。

 

――井上さんと山本さんに。ファイナル6は初めてだと思うのですが。

山本:とったセットも序盤にリードされる展開が多かった。自分個人的な感覚では、攻撃力が自分たちのほうがあると信じていた。ブレイク力があるチームなので、追いつけると信じていた。自分たち的にはブレイクが武器。

 

井上:プレッシャーの掛かる場面で、年上の人が引っ張ってくれるので、こういう状況を乗り越えている。今のJTはチームで戦っているなという印象がある。

 

――深津さんに。昨シーズンは、勝てば上に上がれるという場面で勝てなかった。

深津:こうやって結果が残っているというのは凄くいいことだと思います。今日勝てたということは、大きい。越川さんという日本人選手もいた中で、去年はfc東京で落として負けて、ほとんどのメンバーが去年のレギュラーじゃない。若いメンバーが耐えて耐えてという姿を見てきている。

負けたときもした向かず、勝ったときも驕らず。目指してるものはまだまだ先だし。常勝軍団といわれるチームにするために、バレーボールに対して真摯じゃないといけない。なめちゃいけない。バレーボールを舐めたらバレーボールに殺される。

まだまだ成長できる。舵取りの助けになれればと思います。

――山本さんに。個人的にファイナル6を振り返って。

山本:最初のサントリー戦が凄くだめで、決定率が全然低かった。でも、逆に、メンタル的に自分が駄目でも勝てる。そこから吹っ切れました。あとは武智が入ったことによって、サーブレシーブの負担が凄く減って、攻撃に専念できるようになりました。

 

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