2018-03-11 09:02 追加
久光製薬・石井優希「前半はサーブで相手を崩し、ブロックとディフェンスがよく機能した」 JT・吉原知子監督「戦術を立て、対策をしてきたが、それがうまく機能しなかった」
V1リーグ 女子
JTマーヴェラス
奥村麻依選手
相手チームがどういうことをしてくるかはある程度想像できていて、そういう対策はできていましたが、やられすぎました。後手後手に回ってプレーしてしまいました。自分たちのチームの中のことがあまりできてなくて負けたと思います。
目黒優佳選手
ファイナルは選ばれたチームしか戦えない舞台。今回、自分たちが今までやってきたことを出して勝ちにいこうということだったが、久光さんも修正をしてきたりメンバーを変えてきたりして思ったプレーができなかった。
林琴奈選手
自分たちで崩れた場面が多くて、そこで立て直す力がなかったことが負けにつながったと思います。
──目黒選手は初めてのファイナルという大舞台に向けてどういう準備をしてきたのか? きょうのプレーの評価は?
目黒:初めての大舞台ですが、周りから頑張れっていう声もあって自分的にはあまり緊張せずにできました。ただ周りの選手が崩れたときにもっと自分が積極的にキャッチに入るなどできることはあったと思うので、次の試合はキャッチやセットやスパイクも全力でやっていきたいと思います。
──後手後手に回ってしまった理由は?
奥村:1セット目は相手のサーブが強くて、間に落ちそうになったボールやコールがなくて落ちてしまったものもあって、相手を勢いづけてしまったと思う部分もあった。もう少し関係性をしっかりすれば、もっともっと安定したプレーができたのかなと思いました。一人ひとりがもっと自発的にプレーできていれば、ここまで崩れることはなかったと思います。
──緊張はあったのか? 力を出せなかった理由は?
奥村:個人的には緊張せず普段どおりに入れたつもりでしたが、一人が崩れてしまうと、それにつられてみんなが崩れてしまったというのが大きく、一人でも自分のプレーを徹底してやれている人がいれば、もっともっとみんながいいプレーができると思う。次は自分がそういう選手になりたいと思います。
──前回、久光製薬に勝ったときにはミドルブロッカーが印象的だったが、きょうは逆に封じ込められた感があった。その差はどうして?
奥村:いつもよりサーブレシーブが崩されてしまって、入りたいコンビになかなか入れなくて、サイドに偏ってしまったので、サイドに負担をかけてしまった。トスにブロックが間に合うテンポだったことで(ブロックに)つかまることが多かったので、もう少し工夫して打てたらよかったと思います
──林選手はファイナルがVリーグ初出場。デビュー戦についての個人的な感想や手ごたえは?
林:監督からは「自分ができることをしっかりやるだけ」と言われていたので、そこはしっかり意識してやりましたが、少し緊張した部分があって、ミスしなくていい部分でミスをしてしまったので、なくしていけるようにしたいと思っています。(相手選手のブロード攻撃に対して)入ったらからには1本でも拾いたかったので、そこは少し対応できたと思います。
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