2018-03-23 20:11 追加
パナソニック優勝会見 深津・福澤「誰が出ても勝てる」証明できた
V1リーグ 男子
――福澤さんに。福澤さんと深津さんだけが、今出席している中で過去に優勝を経験されていますが、その時と比較して。また、試合後清水さんと長く抱き合っていましたが、清水さんとどんな言葉をかわしたり、思いを持っていたのか。
福澤
優勝は4年ぶりですが、一つ言えることは、今季は練習からいい練習ができてきた。若手もそうですし、ベテランもいい練習に取り組もうという姿勢があった。だからこそ、今日の試合でもあとから入った選手が何の遜色もなくプレーできたと思いますし、監督スタッフ含めて作り上げてきたものだと思います。
清水の件に関してですが、試合が始まる前にも本当にたくさん「清水の分も」とか「清水のためにも」というようなことを質問で頂いていたのですが、清水のかわりはこのチームにはいない。だから清水の分もというよりは、「自分たちがどう戦うのか」ということを考えてコートに向かいました。
あいつ自身も怪我を押して会場に足を運んでくれましたが、それがチームに与えた影響は大きかったと思います。間違いなく今シーズン清水の活躍なしには優勝できなかった。たまたま決勝にはいられなかっただけ。決勝でも一緒に戦ってくれたと思いますし。ただまあ、ここから僕個人的な話になりますが、やっぱりあいつと一緒にコートの中で戦って優勝を味わいたかったなと思います。
――深津さんに。これまでもずっと誰が出ても勝てるチームを目指してきたとおっしゃってこられて、今日もいろんな選手が出場していました。改めて先週勝って迎えた今週、チーム力や「誰が出ても勝てるチーム」になったなと思えたところがあるなら、どんなところだったか。
今日「誰が出ても勝てるチーム」を証明できましたし、今シーズン本当にたくさんの試合でそれを証明できましたけども、今日の試合が本当に一番それを証明できたんじゃないかなと思います。何故かと言うと僕は、5セット目行く前に、スタッフが自信を持ってメンバー表をこのメンバーで行くと書いていましたし、もちろん今村も一生懸命頑張ってくれてすごくいい活躍をしてくれましたけど、多分相手との駆け引きでああいうメンバーになったと思います。決して誰かが悪かったというわけではなく。
それもすごく大きなことだと思いますし、何より僕個人としてキャプテンとして一番すごく嬉しかったのは、この若いメンバーと一緒に決勝という場を経験できたこと、経験させてあげられたことがすごく良かったんじゃないかと。この若い選手が決勝を経験できたということは、5年後にもつながってくるし、今後は彼らが上の選手になってこの舞台に立ったときに、今日の経験がすごく生きてくると思うので。それがとても嬉しかったし、チーム全員に感謝したい。
――クビアクさんに。終盤に気合が入っていったが、ご自身のパフォーマンスについて。
個人的なことを話すのは好きではないです。今日自分たちができたのはチーム全体で勝てたということ。コートの中にいる全員で勝ちに向かってやっていけた。ファイナルでプレーするというのは簡単なことではないので、その中で若い選手もああいうプレーができたことは嬉しく思っています。
――福澤さんに。足の状態について。そのあと5セット目スタッフとの話し合い。
試合中3セット終盤左ふくらはぎがつり始めて、4セット目頭くらいに両足にきた。それでジャンプ力が落ちた見て監督が久原と替えました。
僕自身はなんらかわりなく強い気持ちでいました。ただベンチに下がったからと言って、チームを信頼してましたし、代わった選手を信頼していましたし、僕にできることは5セット目に出てリカバリーすることだけ。5セット目は入る前に行くぞと言われていて、もちろんそのつもりで準備していたので行くだけでした。4セット目に結果を残してくれたチームに感謝したい。
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