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会見・コメント

2018-05-11 08:24 追加

黒鷲旗準決勝会見FC東京・衛藤「自分が引退する試合で1回戦勝てたのは大きかった」

黒鷲旗準決勝 FC東京会見

V1リーグ 男子

衛藤英興

黒鷲旗という大会は自分が1年目の時に準優勝なんで、それ以来トーナメント1回戦勝てたなかったので、自分が引退する試合でそこをなんとか1回戦を勝てたのが一番大きかったかなと思います。チームもリーグでなかなかうまくいってなかったなか、1回戦ではいいところを出し切ったかなと思いました。今日に関しては、悪いところが多くかったのが勝てなかった敗因かなと思います。

 

――試合前、チームにどんな言葉をかけましたか?

衛藤:もうここまできたら優勝するという気持ちで、昨日はチーム一丸という形になって勝てたので、今日も皆で声かけあって勝とうと話していました。

 

――実際に試合が始まって雰囲気はどうでした?

衛藤:実際1セット目は雰囲気も良く、結果セットを取られてしまったんですが、1セット目は悪くない内容で取られましたが、2、3セット目は自分たちの思うようなバレーができなくて、立て直せなかったかなと思います。

 

FC東京・坂本監督「引退興行じゃないから、うちの試合は」

坂本将康監督

今日のゲームに関していうと、1セット目リードしながらも途中でじわじわと追いつかれていく中で、昨日までは取れていたところのサイドアウトが取れずに、相手に攻撃を読まれていたんじゃないかと思いますが、そこで取りきれなかったところがちょっと、皆次の打つ手に迷ちゃったかなと思います。あと向こうのブロックもだいぶ張ってきてたかなかなと思います。リードブロックでなくて、パターンできて、ワンタッチでその切り返しがよかったというのがあります。

 

――新人の小森郁己選手が活躍されていたが、どういうところを期待していたか?どういう印象ですか?

坂本:印象?(笑)俺がスカウトして取りにいっているんだから、それ通りの活躍をしてくれたんじゃないかなと思います。まぁ1m85、6あって、そこそこ背があってサーブレシーブが上手いので、きちんとリベロと一緒になってパスを返してくれれば、ミドルとオポジットが機能して得点を重ねられると思うので起用しました。サーブレシーブは臆することなく、昨日一昨日もパス、サーブレシーブも返してくれて、ディフェンスもがんばってくれてたんで、期待通りの仕事をしてくれたと思います。

 

――来シーズンのリーグに向けてどういう上乗せをしてほしいですか?

坂本:まぁ全部でしょうね。まだ1年目で入ったばかりだし、全てのプレーで。サーブレシーブももっと上手くなるだろうし、アタックもまだ線が細いんで、力を、力をつけてという言い方でいいのかな。まぁアタックが打てるように、コースだったり。その辺の精度と力強さが上がっていけば、もっといい。今日も打数が少ないので。やっぱりあそこで使い切れてない、そこでしっかり余裕を持って、どんどん使えるようになれば、うちも多彩なというか、相手に絞られることなく戦っていけると思います。だから、アタックには期待します。期待というか、伸び代があるし、そこが頑張って欲しいとは思います。

 

――思い違いかもしれませんが、黒鷲旗ではFC東京は過去、引退・退団選手をあまり起用している印象がなかったのですが、今回起用した理由は?

坂本:え?そうだっけ?去年は誰だっけ?山岡だっけ?別に、なんだろ、やめるから出すというわけじゃないですよ。あそこで、サーブレシーブ、足も疲れてきているから、手塚(大)も小森も連戦で疲れているから、後ろで休ませたいなというのもあって、和中(謙治)を入れた。あそこ、西田くんのサーブはあのコースが一番得意なので、ローテション的にバランス考えながらあそこで手塚になっちゃったんで、和中に守ってもらいたいなと思った。衛藤は控えのミドルとして3番目のミドルとして入れた。ミドルとしても必要だったし、ワンポイントブロックで活躍してもらいたいなと思った。そういくと、竹浪(貴志)を入れてあげないと可哀想じゃんってなるけど。そこは僕も交代交代で入れてあげたいなていうのはあったけど、やっぱり勝負で勝ちたいし、実力通りに試合出てやることが、大会に対しての当たり前の礼儀じゃないですけど、引退興行じゃないから、うちの試合は、と思っています。

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取材・写真:大塚淳史

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