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インタビュー

2018-06-16 18:25 追加

ジェイテクト高橋「廃部2回経験し、バレーができるありがたみに感謝」 正式に選手引退で監督就任

V1リーグ 男子

--現役時代、なかなか波乱万丈だったと思うのですが、現役生活振り返ってどうですか?

高橋:現役生活を振り返って、どうなんやろな…、うーん、廃部を2回経験して、今こうやってバレーボールをやらせてもらって、バレーボールができるという、ありがたみに感謝した、ジェイテクトのバレー生活でした。ほんで、今までやったら、本当にバレーボールをやりたくてもできなかった人もいるんで、その人の分もとは思って、今までやってきました。それはちょっとくらいできたかなと思います。ちょっとぐらいですけど(苦笑)結果が伴わなかったんで。

 

--いやいや、とはいえ、今大会や3大会前の準優勝も経験したりとして、良い思い出も多少は…。

高橋:多少は…、でも負けて終わっているんで、準優勝で。悔いは残りますね。優勝して、勝って終わりたいというのがあったので。

 

--今後はチームに引き続き?

高橋:ですね。スタッフとしてかからわせてもらうつもりですが、詳細についてはまだ検討中です。(注意:5月5日時点)

 

--ジェイテクトでの最大の思い出はなんでしょう?

高橋:入れ替え戦ですね。昇格の時の。1日目は0ー3で負けて、次の日は3−0で勝って、得失点差でうちが勝って、入れ替えが決まった。ほんまに奇跡やったと思います。自分たちの力でその奇跡を起こせたのは、本当に良い思い出ですし、ジェイテクトの歴史を作れたと思います。一つだけですけど。

 

--いえいえ。では最後、選手たちに、来シーズンに向けて。

高橋:自分がなしとげられなかったタイトルを今いる選手たちの力で取ってもらいたいと思いますし、自分も力を尽くして、お手伝いするつもりなんで、一緒にやって、1個でも2個でもタイトルを取っていきたいです。

 

--取れるだけの能力は十分ありそうです。

高橋:その能力がある選手がいっぱいいるんで、あとはその能力をどれだけ発揮させれるか。

 

--ちなみに、いずれ監督の予定はないんですか?

高橋:いやぁ…、こんなんですから。

 

--もしかして?

高橋:いやぁ、こんなんですよ。

 

--いやいや、高橋さんは適任でしょう。セッターというポジション柄、向いてる気がします。お疲れ様でした。

 

プロフィール

高橋慎治(たかはし・しんじ)1980年7月16日生まれ、愛媛県松山市出身。松山工業高校、松山大学と進学し、その後、旭化成スパーキッズ、NECブルーロケッツでプレー。2009年からジェイテクトSTINGSに所属。09/10年チャレンジリーグ最高殊勲選手受賞。14年には全日本にも選出され試合に出場した。17/18年シーズンはコーチ兼任で、シーズン終了をもって選手を引退。新シーズンより監督をつとめる。

文・写真:大塚淳史

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