2018-07-16 12:00 追加
小野寺太志「アジア大会の目標は金メダル。結果にこだわり、全力で頑張ります!」
V1リーグ 男子 / 全日本代表 男子
緊張したVリーグのデビュー戦
――リーグは内定選手として出場されましたが、初めて経験しての感想は?
小野寺:JTに帯同したのが昨年末で、デビュー戦が1月の1戦目で、先輩方と一緒に練習した期間がとても短く、Vリーグというのがどんなものなのかもわかっていなかったので、監督からスタメンで行くと言われ、正直、楽しみよりは不安や緊張の方が強かったです。会場が広島でホームゲームでしたし、体育館にお客さんもいっぱいいました。緊張もしましたし、1点1点のレベルの高さを感じました。
――深津旭弘選手とはすぐにコンビを合わせることができたのですか?
小野寺:最初は合わないこともありましたが、全体練習の後に自主練習の時間を取っていただき、トスを合わせたり、「こういう時はこうしてほしい」といったことを伝えて、コミュニケーションを取りながら、合わせていきました。
――深津選手も大学の先輩ですが、そういう意味での安心感はありましたか?
小野寺:そうですね。深津さんも僕のことを大学の後輩だと思ってくださっているので、最初から話しかけてくれたりもしましたし、今も結構面倒を見てもらったりしています。
――短い期間でしたが、デビュー戦までには何とかコンビも合うようになったのですか?
小野寺:そうですね。最初は完璧ではなかったのですが、試合を重ねていくごとに徐々に合うようになっていきました。
――先ほど、Vのレベルの高さがわかったとおっしゃっていましたが、代表で国際経験があっても、違うものですか?
小野寺:外国人を相手にする時の高さとは違いますし、攻撃の仕方など、チームごとに特徴があるので、毎試合、どういう作戦でいくか考えなければならないですね。外国人選手が入っていても、チームの特徴はさまざまです。例えば、東レはセンター線が強いですし、パナソニックは全員が高い攻撃力を持っている。豊田合成は(オムルチェン)イゴール選手、高松(卓矢)選手、傳田(亮太)選手などがバランスよく打つ中で、イゴール選手が得点をしていくスタイルだったりとか。各チームの特徴に合わせて、僕たちはそれに対応しながら、自分たちのバレーをする。そこが海外のバレーとは違う部分なのかなと思っています。
――日本人ならではの巧さのあるプレーができるというのもありますよね。
小野寺:はい。僕が普通にクイックを打っても拾われたりしますし、サーブとサーブレシーブのレベルも高いと思います。
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