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会見・コメント

2018-11-06 13:17 追加

東レ・黒後愛「自分たちのミスで相手に点をあげてしまった」 久光製薬・今村優香「バックアタックにどんどんトライし、自分の武器にしたい」 V1女子開幕戦会見コメント

V1リーグ 女子

■久光製薬スプリングス

●酒井新悟監督

開幕戦ということで選手も緊張感を持ち、どんな雰囲気なのかな?という中で始まったが、全日本組が帰ってきて間がなかったので、本当にうちとしてはタフなゲームを想定しながら臨んだ。思った以上に全日本組のパフォーマンスがよかった。

相手の外国人選手がどのようなプレーをするのか全然わからない中での開幕戦だったのでゲームプランとしては難しかったが、とにかく自分たちのバレーを作っていくんだという中でやってきたことであったり、課題として掲げているパイプが前半、半分くらい決まり、効果があった。もうひとつは、センターラインが本数は多くなかったが、岩坂(名奈)、森谷(史佳)ともにしっかり仕事をしてくれたので、そういった中では自分たちのすべきことができたのではないかと思っている。

――今村(優香)選手は、ここにきて安定感を増し、攻撃力が上がったように見受けられたが、監督から見た彼女の成長は?

酒井:去年1年間で鍛えて、チームで夏場しっかりトレーニングをし、 国体でも活躍をした。
全日本も最初の合宿には呼ばれたが、 試合には1度も呼ばれないまま帰ってきて、 そこからどうしようかと彼女自身が考え、この夏にしっかり継続をして、モチベーションを保ちながら練習をしてくれた。
もうひとつは国体でもしんどい場面が多かったが、テーマを自分で勝ち切るということにおいていたので、そういう意味では久光の若手を背負いながらしっかりやってくれていた。それらを評価し、今日のスタメンに起用したが、前半のうちからしっかりバックアタックを打ってくれていた。彼女に対しては前衛のレフトはある程度計算できるが、 これから彼女が上を目指すにはバックアタックの決定力が重要になってくるが、今日はよかったのではないかと思う。

――中川(美柚)選手が途中出場し、ブロックやスパイクを決めて活躍していたが、彼女に対する期待感は?

酒井:本当に持っている能力が素晴らしく、ポテンシャルも高い。ジュニアやU-23を経験し、結果を残して帰ってきた。また、チームでも彼女に限らず、加藤(光)や 井上(愛里沙)などが複数ポジションに挑戦している。今日、ライト側でピンチブロッカーで出場し、最後にスパイクを決めたが、そういった練習をずっとしてきた。2セット目はブロックポイント、3セット目はいいところでタッチをとって決めて、結果を残してくれたので、彼女自信も何か持っているのかなと思った。今後、どういう起用方法になるかはまだわからないが、こういった形でどんどん経験をさせていきたいと思う。

――今シーズン、全日本でもキャプテンを務めている岩坂選手がキャプテンに就任したが、久光製薬に戻ってからのキャプテンシーはどのように発揮されているか?

酒井:全日本でもしんどい思いをしながら、大きな大会を乗り越えて帰ってきて、世界選手権が終わってから少し話をしたが、彼女自身、どういった形でこのリーグを迎えるのか悩んでいる様子だった。実際、帰ってきてすぐなので、このまま自分がキャプテンでやっていけるのかと口にはしていた。しかし、その体制でやってみたら、彼女もずっと久光製薬を支えてきた選手なので、チームに残っていた選手も岩坂がキャプテンだという認識で取り組めた。夏場は森谷がキャプテンをしていたが、全日本から帰ると岩坂と交代し、チームをうまく引っ張ってくれていると思う。そういった意味で今回、久光で岩坂がキャプテンとしてチームを勝たせる選手になり、その先につながるようになればいいと思っている。

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