全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>会見・コメント>島村春世「16点目以降の勝負どころでのミスが敗因」今村優香「ストレートで勝てたが、楽な試合ではなかった」 V1リーグ女子東京大会会見コメント 

会見・コメント

2018-11-28 09:46 追加

島村春世「16点目以降の勝負どころでのミスが敗因」今村優香「ストレートで勝てたが、楽な試合ではなかった」 V1リーグ女子東京大会会見コメント 

V1リーグ 女子

●柳田光綺選手

昨日も東レさんに悔しい負けをしましたが、今日の試合は切り替えて、久光さんは精度の高いバレーをしてくるので、それに飲まれることなくNECが今までやってきたブロックディフェンスを活かし、オフェンス面でも攻めていくバレーを展開していこうとスタートしました。でも、そこがうまくいかず、久光さんに精度の高いバレーをされ、20点以降の勝負どころでミスを出すなどバタバタしてしまい、そのままストレートで進行してしまいました。

●島村春世選手

どのセットも序盤までは徐々に点が離されてもこちらが我慢してついていきましたが、16点、20点以降に大きく離されるという展開でした。勝負どころでミスを出してしまったのが今日の敗因だと思います。
NECは悪くない攻撃をしていた部分もあったので、16点目以降のセット後半にどれだけ自分たちがミスを出さないかというのが、これから強くなるためのヒントのひとつなのではないかと思います。それを踏まえて、次の試合も頑張っていきたいです。

――お二人に。今シーズンがスタートし、コートの外から試合を見る場面もありましたが、コートの外から見たからこそ気づいたこと、そして、それを今日の試合に生かしたことがあれば教えてください。

柳田:いい試合、勝っている試合は失点を出してしまった後でも、その後でどうするかということをみんなが具体的にわかっていて、コートの外から見ていても、声を掛け合い、表情も良かったりします。でも、今日の1セット目や昨日の試合を見ていて、失点を出してしまった時に悪い雰囲気になり、修正できずに引きずって連続失点になってしまっているなと感じました。
それは毎週、 自分たちのチームの課題にもしているので、それを修正するという意味では、私は後からコートに入る形が今シーズンは多いので、失点を出しても、その後に切り替える声かけだったり、表情ひとつだったりというのを意識して入るようにしています。

島村:ほぼ同じですが、チームが連続失点するなど押されている時は、どうしても表情が暗くなってしまうし、声も出なくなるというのが今季のチームの状態なので、自分が入った時にはとにかく笑顔でいることを心がけています。自分が失敗したとしても「次決めるよ」とか、ちょっとした声かけでも雰囲気というのは大きく変わってくるので、そういった声かけ、表情というものに注意してコートに入りました。

――島村選手に。ミスをしないためにどのような練習をしていますか?

島村:練習方法というより、ゲーム練習の時にミスを減らしていくことを考えたり、その中でも相手に点数を決められている場面の練習で「ここまで」ではなく、その先を行くくらいの気持ちでいかないとミスは減っていかないと思います。「この練習をやったらミスが減らせるよ」という練習はないので、あとは自分たちのメンタルで大きく変わってくるのかなと私は思います。

――島村選手に。今日の自身のプレーについて。

島村:いつ呼ばれるかわからない状態なので、100%、120%の準備をしているつもりです。今日はコートに入った直後に1点を決められて、ちょっと嬉しかったです。とにかく入ったら決めるつもりで臨みました。

――お二人に。来週、またホームゲームがありますが、それに向けて、一言お願いします。

柳田:今週、今季初のホームゲームに失敗してしまい、次はとどろきアリーナ(川崎市)でのホームゲームになりますが、どのホームゲームも盛り上がるけれど、とどろきアリーナは私たちにとって、いちばんのホームになります。思い出も多い体育館での試合ですし、特に(チーム所在地の)川崎で試合をするということで、運営側にも力を入れていただいています。地元の皆さんにどれだけ愛着を持ってもらえるかというところではすごく大事なホームゲームの1戦になると思います。対戦相手もJTさんで、昨シーズンも悔しい形で負けているので、しっかりやりたいというのと、とどろきアリーナで1勝することで次につながると思うので、(この試合を)大事にしたいです。チームの課題と負けた中でも得たものがあるので、そこを修正し、来週に向けて準備していきたいと思います。

島村:とどろきアリーナが第一のホームなので、そこで勝ちたいという気持ちもありますが、その気持ちは少し置いておいて、目の前の1本、1点にしっかり集中していかないといけないと思います。JTさんにはミハイロビッチという大砲もいますし、粘り強いバレーをするチームで、ディフェンスもすごくつなげてくるので、自分たちが勝ちたいというイメージを持つのはいいことですが、そこに先走るのではなく、「1本、1点の積み重ねで今日は勝てたね」という試合内容にできるようにしていきたいと思います。

>> 会見・コメントのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック