全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>トピックス>JTサンダーズファン感謝祭読者レポート さよならヴコヴィッチ監督、リービン選手「心は今もここにいる」

トピックス

2019-05-25 20:23 追加

JTサンダーズファン感謝祭読者レポート さよならヴコヴィッチ監督、リービン選手「心は今もここにいる」

V1リーグ 男子

●次のレポートは洋子さん。ボリュームたっぷりのレポートです。

今年のファン感謝デーは、勇退する劉力賓選手が不参加で、実質監督のヴィスコ(ヴコヴィッチ監督)、そしてマネージャーをしてくださってた堀田さんとのお別れの場となりました。

限定で売られたヴィスコのTシャツと、リービンのグッズにさりげなく貼られた、ありがとうのシールが、ほっこり嬉しい気分にさせてくれました。

一階には、監督とリービンに寄せ書きスペースが設けられ、2人の写真も飾られていました。

ファン感謝デーに先駆け、キッズランチパーティーが行われていました。そして、昨シーズンのホームゲームでもお世話になった吉田さんの司会でファン感謝デーが始まりました。

選手はチームJ(唐川、エドガー、安永、吉岡、井上慎、山本、金子、ロジャーズ)と、チームT(久原、八子、中島、筧本、武智、熊倉、井上航、合田)に分かれて入場。

チームJは、金子選手を先頭に「パンケーキ食べたい、パンケーキ食べたい」と入ってくる予定だったのでしょうが、金子選手1人しかやっておらず、鋼の精神力で1人でやりきりました!

チームTは予想どおり、「T、TT!」とこちらもお笑い芸人さんのネタで入場、しかしこちらはチーム全員で揃って入場、その後筧本選手のユニホームにTを見つけ入場終了と、抜群のまとまりを見せました。

続いて行われた紅白戦は、時々まじめに、時々笑いを誘いつつ、SNSにたくさん画像もあるとおり、みんなが楽しく観戦し、チームJが勝利しました。

次に、チームJがサイン会、チームTが撮影会の時間になりました。並行して4階のファンの方はじゃんけん大会が行われていました。今年から選手へのプレゼントが一階フロアで一括して預かっていただけるようになり、いつもより早く順番が回っていたように思います。

25分経過したところで、チームJは撮影会、チームTはサイン会になりました。途中から監督も撮影会コーナーに合流し、たくさんの方と交流を楽しんでおられました。

続いては、チーム対抗大縄跳び対決です。

まずは選手のみの構成で、続いて会場のキッズたちとの混合チーム、一般の方との混合チームと対戦していきました。最初からチームJは息のあったジャンプを見せており、チームTを圧倒し勝利を収めました。

途中チームTから、土下座でもう一戦お願いされたり、笑いに包まれる場面もたくさんで、あっという間に時間が過ぎていきました。

そしてチーム対抗ジェスチャーゲームです。モニターに出た映像をジェスチャーで表現し当てていくのですが、唯一正解に至らなかった問題がありました。そう、誰もピンとこなかったドラえもんです!

いつか、吉岡選手にどの場面のドラえもんを表現したのか教えて欲しい……。

その吉岡選手を真似していたような動きの安永選手も、全力で真面目にやっていたので、一層会場が爆笑に包まれ、同じチームの山本選手も笑いころげていました。

あっという間に時間が過ぎ、次は3階フロアのファン全員とのじゃんけん大会です。

監督の記念Tシャツや、選手がきていたチームシャツ、そして劉力賓選手がプリントされ、選手スタッフさんが身につけてたタオルが、景品として出されました。

金子選手VS合田選手は、「〇〇を出します!」という宣言と違う手を出し、セッターの駆け引きをこんな場面でも披露していました。

 

ゆうさん撮影

そしてついに勇退セレモニーとなりました。通訳亀渕さんから監督に花束贈呈です。監督の挨拶は公式にも出てましたので割愛いたしますが、「明日、飛行機で帰路に着くはずなのに、心はまだここにいます」という一言に、チームそして広島への愛を感じました。あっという間の6年でしたし、リーグや天皇杯、黒鷲旗での優勝と、強いチームに育ててくれました。監督在任中の外国人選手、イゴール、ヴィソット、ドラジェン、トム、リービンの名前をあげ感謝の意を話してくれたのもヴィスコらしいなと思いました。

選手スタッフさん達が列をつくり、ファンの帰りを見送ってくれました。

正直、ヴィスコにはまた会える気しかしません。それは今後も日本のバレーに関わってくれたらという願望からきているのかもしれません。

もししばらく時間が過ぎ、どこかでヴィスコにばったり会ったとしたら、きっと今までと変わらず笑顔でハイタッチしてくれるでしょう。そんな時がまたあると信じています。

一足先に帰国し実質黒鷲旗がお別れだったリービン選手も、チャンスがあればまたJTでプレーしたいと言ってくれたそう。チームからは離れても、彼がナショナルチーム、そして次のステージで輝き、「アジアで1番の選手になる」を実現していくのか、それともJTの若手選手たちがライバルとして立ちはだかるのか、これからも楽しみはつきません。

ファン感謝デーは楽しみですが、ファンにとって別れの場でもあります。

今年も一年を締めくくり、次のシーズンはもう始まりました。願わくば、次のシーズンが、さらに多くの人が注目し足を運んでいただけるような場になりますように。これからもJT、そしてバレーボールを応援しています。

ファン感謝デーに参加できなかった、深津選手、小野寺選手、劉選手3人のキャッチフレーズの旗が、体育館の一角から彼らの代わりに会場を見守っていてくれたことにも感謝いたします。

 

>> トピックスのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック