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会見・コメント

2013-05-20 18:25 追加

自分らしく、キャプテンができれば(木村沙織)

全日本女子記者会見囲み取材での、木村沙織選手のコメント

全日本代表 女子

1-IMG_1873キャプテン就任までの心の変化

―キャプテン就任について。

引き受けるのに覚悟が必要でしたし、不安もありましたが、自分で決めて返事をした以上はリオデジャネイロ五輪で金メダルを目指して、金メダルをとれるようなチーム作りをしっかり今からしていかなければならないなと思います。

―眞鍋監督のどんな言葉が響いて引き受けようと思ったのですか?

最初に言われた時は、自分の心の整理もついていなかったので、お断りしたんですけど、眞鍋監督が日本に帰ってからも「お前しかいないぞ」というふうに、ずっとメールをくれていて、自分の中でもそうやって言われてから、ちょっとずつバレーに対する意識であったりとか、「自分がキャプテンになったら、どんなチームになるんだろうな」っていうのを自然と考えてることに気づいて、挑戦してみようかなと思いました。

―一度はバレー自体をやめたいと監督に告げたそうですが…?

はい、「やめます」と言いました(笑) ロンドン五輪でメダルを取らせていただき、その後、海外経験もして、バレーボールをする中でする経験というのは一通りさせてもらったかな?と。そして、自分でも、十分、今まで頑張ってきたなと思ったので(笑)、「終わろう」と思いました。

―2013年度の全日本は辞退しようと思っていたのですか?

そこまでは考えてなかったのですが、今年のグラチャンで終わろうと思っていました。それが監督の一言で変わりました(笑)

―どんなことを悩み、そういう結論になったのですか?

ずっと熱いメッセージをいただき、自分の中でもそういうふうに(キャプテンになってほしいと)言われてから、自然と自分がキャプテンになった場面を想像したり、過去に一度もキャプテンになったことがないので、不安もありますし、無理だなと思ったり…。逆に今までの代表のキャプテンだった人たちを振り返った時に、すごいキャプテンシーがある人が多いけれど、自分はそういうタイプではないので、逆にそれがいいのかな?と思ったり、いろいろ考えてる自分がいて、そういうふうに考えてるのなら、そこでキャプテンを受けずにバレーをやめて、後々公開するのは嫌なので、自然とやろうかなという方向に気持ちが行きました。

―誰かに相談はしましたか?

相談というか、バレーをやめるかどうかということや、眞鍋さんからキャプテンを打診されてることは、母や、同時期にトルコに行った川北コーチや、佐野さんなど近い存在の人には話しました。

 

思い描くキャプテン像

―どんなキャプテンになりたいと思いましたか? 思い描くキャプテン像は?

高校時代から全日本でプレーさせていただき、Vチームでもいろいろなキャプテンの人を見てきて、本当に素晴らしい人ばかりなので、お手本にしていけたらいいなと思うのと、あとは「私みたいな人がキャプテンをする」という眞鍋さんの選択なので、そんなに期待はされてないのかな?と(笑) 結果はしっかり残していきたいと思うのと、あまりキャプテン、キャプテンというタイプではないので、今までとそんなに変わりなく、自分らしくできたらいいかな?と思います。

―全日本では、吉原さん、竹下さん、荒木さんというキャプテンを見てきて、キャプテンはこうでなければならないという思いは?

すごくありますけど、私がキャプテンになった時点で「キャプテンはこうでなければ」というのはないんじゃないかと(笑)

―「自分らしく」を具体的に言うと?

たとえば、私がしゃべりやインタビューがあまり上手じゃないので、紅白戦とか、みんなで食事に行った時とか、必ずいつも、当たり前のようにキャプテンが挨拶してきましたけど、それは誰が決めたことでもないので、やめてくださいと言おうかな、なんて(笑) このチームの場合は、全員平等に番号で回していくとかできたらいいんじゃないでしょうか(笑)

―キャプテンの仕事は、どんなことがありますか?

チームを引っ張るとかじゃなくてですよね? 練習の時の掛け声だったりとか、選手の先に立って、「何時からご飯です」とか連絡したり、結構そういうのが多いかな?(苦笑)

―昨日のミーティングでは何か話したんですか?

昨日はキャプテンとしてじゃなくて、全員で自己紹介をしていったんですけど、高校生も含めた中で、私が一番話が下手だったので(笑)、そういうところはこれからしっかりしていかないと。これから、キャプテンになったということがきっかけでしっかりできたらいいなと思うのと、あとはみんなに任せられるところは任せてやっていけたらと思います。

 

現役引退も考えていた

―グラチャンでやめようと思ったのは、代表だけではなく現役も含めて?

はい、現役引退を考えていました。

―来期のトルコリーグはまだ考えていないのですか?

グラチャンで引退しようと思ってたんですけど、キャプテンになり、やめるわけにはいかないとなると、もう1年海外で挑戦したいなというのはあります。

―現役引退を考えたのはいつ頃からですか?

いつ頃からかな? 毎回毎回、昔から、「いつやめても後悔はない」と思いながらやってきたので、本当に明日とか、急に次の日に終わるとなっても、自分の場合は後悔なく、ずっとやってきたつもりだったので、そういうのは常に思っていました。

―バレー以外でやりたいことが出てきたということは?

ありますけど、恥ずかしくて言えないです(笑)

―自分がキャプテンだったらと考えた時にイメージしたチームはどんなチームでしたか?

トルコで所属していたワクフバンクというチームの雰囲気がとてもよくて、なんかあるとみんなが意見を言いますし、オンとオフがはっきりしていて、すごいメリハリがあって、それでいてチームワークもありますし、「いいチームに来たな」と思ったので…。そういう海外みたいなチームというと難しいですけど、明るく、みんなが楽しく、楽しいだけでは世界一にはなれないと思うんですけど、雰囲気のいい、みんなが自分の意見をポンポン言えるようなチームになればいいなとは思っています。

―トルコに行く前から「バレーをやめたい」という気持ちはあったのですか?

少しありました。でも、トルコで試合を重ねていって、急に「次の大会で終わろう」と強く思いました。なぜだかわかりませんが、「十分だな」と思ったんです。

 

海外経験から学んだこと

―トルコリーグを経験して、もっと伸ばそうと思った部分は?

プレーでいうと攻撃の部分で、もっといろいろ工夫しなければならないなとは思うんですけど、まずは自分の殻を破るというか、本当に、次回は海外に行っても思い切ったプレーをしたいなと思います。1年目は日本人全開で行ってしまったので(笑)、もう少し海外の選手のように、自分の殻を破れたらいいなと思います。

―試合に出れないこともあり、悔しい思いもしたと思うんですけど、そのおかげで成長した部分はありますか?

試合にあまり出れないこともあったんですけど、そんなに悔しいという思いがなく、世界のトップレベルの試合を間近で見れるというのと、そのすごい人たちの中に入って練習できるというのがとても楽しかったです。

―リオで金メダルをとるために、キャプテンとしてやるべきこと、やりたいことは?

キャプテンとしてというよりも、個人的には細かいことですけど、食生活だったり、睡眠だったり、生活のリズムを世界仕様にしたいなと思います。

―来年度の所属は?

次も海外でできたらと思います。契約などについては、また決まりましたら、改めて報告します。

 

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