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会見・コメント

2020-10-05 13:41 追加

トヨタ車体・荒木絵里香「目標はチーム初優勝。さらに五輪につなげていける戦いに」2020-21V.LEAGUE V1・V2女子開幕記者会見(質疑応答全文)

V1リーグ 女子 / V2/V3 女子

■V2女子

――フォレストリーヴズ熊本の白岩蘭奈選手に。新戦力も加わりましたが、現在のチームの連係の仕上がりや、熊本でのゲームとなる開幕戦に向けたメンバーの雰囲気を教えてください。

白岩:メンバーが新しくなってのV参入となるので、まだまだ詰めていかなければならないところや課題は日々の練習の中でもあるので、そこを残りの1か月でしっかりと詰めていって、チーム全員で頑張っていきたいと思っています。

――群馬銀行・鈴木日葵、JAぎふ・岩永明奈、ルートインホテルズ・髙橋愛未の3選手に。現在の新人選手とベテラン選手の関係性など、チーム状況は?

鈴木:新人選手が入社して半年以上が経ちますが、2人ともコミュニケーションがしっかりとれていると思うので、チーム状況はとてもいい状態だと思っています。

髙橋:チーム14人中6人が新人選手で半数近くを占めますが、積極的にチームビルディングを開催し、新人選手とベテラン選手の絆を深める活動をしたり、コミュニケーションを多くとるようにしているので、新人・ベテラン関係なく、チームの絆は高まっているかなと思います。

岩永:今年は3人の新人選手が加入しましたが、年齢が下の選手からも意見が出しやすいように個別でミーティングをして、その後に全体でミーティングをしています。チーム的にあまり上下関係が厳しくないので、いい意味で仲良くやれていると思います。

――岩永選手に。今季は故郷の熊本で古巣のフォレストリーヴス熊本との対戦がありますが、どのような気持ちで臨みますか? また、地元でご自身のどんな姿を見せたいですか?

岩永:今季からフォレストリーヴスがV2に加入するのは個人的には嬉しい気持ちです。開幕も地元の熊本ということで、私自身、結構ワクワクしていますが、地元で岐阜でも元気にやっている姿をしっかり見せられたらと思います。

――ブレス浜松・松川美咲選手へ。9人制からVリーグへ移籍して感じた違いや、9人制を経験したからこそ活かせている部分を教えてください。

松川:9人制とはネットの高さやルールが違います。ボールの速さやコートの中に6人いるか9人いるかで守備範囲も変わってきますが、6人制、9人制それぞれの楽しさだったり、どっちも楽しい部分があって、いい経験になっています。9人制で活かせていることはサーブレシーブの面なのですが、9人制の方がネットが低く、サーブが2本打てるルールで、1本目は強いサーブです。それを9人制で経験していたので、強いサーブへの対策の面で活かせていると思います。

――千葉エンゼルクロス・名原寧音選手へ。選手の皆さんは介護のお仕事をされているということですが、コロナ禍で大変な思いをされていると思います。例年に以上に苦労している面や感染予防の観点から他チーム以上に気をつけていることは?

名原:仕事の関係上、簡単にみんなで集まって練習することができなかったので、家を出る前や練習前の体温測定はもちろん、手洗い・うがいを徹底しています。体育館もチーム専用ではなく、いろいろな体育館を使わせていただいていて、体温など体育館側のルールもあったので、一人ひとり、チームの中で取り組む以外に個人的にも練習がない日も気をつけたりしてやっていました。

――もしかしたらリーグに出られないかもしれないと思ったこともあったかもしれませんが、そういったことも含めて開幕を迎える今の心境をチームを代表して教えてください。

名原:仕事が介護ということもあるので、私だけでなくチームみんなそういう不安があったと思います。でも、今は練習もできていて、自粛期間に会えなかった分、「みんなで集まってバレーをしようとなった以上はやってやるぞ」という一人ひとりの強い気持ちがあります。開幕まで残り1か月となりましたが、バレーができない期間があった分、全員が強い気持ちを持って1日1日の練習に取り組んでいるので、この状態を開幕戦まで継続し、リーグ中もずっとこの団結力をみんなで見せていけたらと思います。

――ルートインホテルズの髙橋選手に。昨シーズン、リーグ制覇を競り合った中で優勝できなかったことは、チームのどのような部分が足りなかったと感じていますか? その足りなかった部分を克服するためにここまでどんな練習に取り組んできましたか?

髙橋:昨シーズンの足りなかった部分は、 初参戦ということもあり、3レグを通しての戦い方をまだ知らなかったということと、メンバーが少なかったのもあり、体力的な面であったりとか、長いシーズンを戦い抜く上での力が足りなかったのかなと思います。
今シーズンはコロナウイルスの影響で仕事の時間が少なくなったのですが、その分、練習時間がとれたので、個人のウエイトトレーニングの時間を増やしたり、フィジカル面での強化をしてきました。それによって全員が長いシーズンを通して戦い抜くための体力と気力を身につけることができたのではないかと思います。

――プレステージ・インターナショナルアランマーレの森寿実子選手に。今シーズンのテーマに「爆発力のある攻撃」を挙げていましたが、どういった点を強化のポイントにしてきましたか?

森:まずはフィジカル面と爆発力のある攻撃というのが今シーズンのテーマだったので、それに合わせて体力づくりや体の使い方などを強化してきました。 あとはバレーの技術面で言うと、 爆発力のある攻撃をスパイカーが思いきり打つというハート、メンタルというところも強化してきた部分だと思っています。

――全チームの皆さんに。 開幕戦に向けやりたいこと、意気込みなどは?

森:開幕戦に限らず、試合に勝ったらアランマーレポーズというのを必ずやっているので、ファンの皆さんにも一緒にやっていただけたらと思っています(笑)

松川:「やらまいか宣言」というのをしたいと思います。「やらまいか」とはチームのある静岡・遠州の方言で「やってやろうじゃないか」という意味なんですけど、1戦1戦をしっかりと勝ち取ってやっていきたいという意味で宣言したいと思います。

鈴木:開幕初日に試合がない分、他チームの試合を見ることができるので、そこまでに積んできた練習にプラスして、そこで見られる情報を得て、次の自分たちにとっての開幕戦に向けてしっかり準備して臨みたいと思います。自分自身は今年で5シーズン目で、チーム内ではいちばん在籍の長い選手になるので、みんなを引っ張れるようにやっていきたいと思います。

名原:私たちは明るく元気なチームを目指しているので、コート内の選手はもちろん、リザーブの選手も声を出してゲームを盛り上げ、踊ったりもしていたりするので、そこもぜひ注目してほしいと思います。

GSS東京・松浦未波:私たちはいつも点数を取った時に4番の平岩(沙紀)選手が飛び跳ねていると思うのですが、それに負けないくらいチーム全員で飛び跳ねたいと思います(笑)

白岩:熊本は今年災害が特に多く、開幕戦が熊本でホームゲームということもあるので、復興に向けてまだまだ活動されている方々などにしっかり元気や勇気を届けていけるようなゲームをしていきたいと思っています。

髙橋:私たちは昨年と同様に開幕戦がホームゲームとなるのですが、 ホームゲームでは観客を入れ、 私たちのテーマソングを歌ってくださっている Gear 2nd(ギアセカンド)さんのライブも行う予定です。昨シーズンよりも規模は縮小されてしまうと思うのですが、なるべくファンの方や見てくださっている方に楽しんでいただけるような試合をしていきたいと思っています。

岩永:開幕戦ということで、今年は実戦を積むことが少なかったのですが、いい意味で誰が出ても強いチームというのを目指してやっていきたいと思います。

写真:V.LEAGUE、堀江丈

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