全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>インタビュー>サバーニ&リー インタビュー

インタビュー

2014-05-25 18:31 追加

サバーニ&リー インタビュー

Others

ディビッド・リー「アメリカ代表が成功したのは海外のベストリーグでプレイしているから」

lee――あなたはなぜ中国リーグを選んだのでしょうか?あなたの実力からすれば、 欧州のトップチーム、ロシア、トルコなども選べたのでは?
ディビッド・リー(以下、リー):.他のリーグにもいけたけど、中国のリーグは新しいから興味深かった。 昨シーズンの3人、ベルギー人とカナダ人とキューバ人(実際にはキューバ出身のドイツ国籍)を除いて外国籍選手がプレイしたことが無かった。上海チームは、外国人選手を加えて中国でベストになれる新しいチームを構築するということだったので、そのプロジェクトに参加したかったんだ。

――しかし、実際のところ現在の中国リーグはレベルは高くないですよね。
リー:4チームしか強いのはいない。北京、山東、八一(軍隊のチーム)と我々。これらは僕にとってトップチームだよ。それぞれのチーム全てに、良いプレイヤーがいるね。もっと外国人プレイヤーがリーグに来ればどんどん良くなる。それと、うちのプレイヤーはヤニッチやサバーニといった良いプレイヤーから学ぶことができると思うよ。彼らがどのようにプレイできるか、どのように考えるか、どのように(精神的、身体的に)試合にアプローチするか。チームは我々からから多く学ぶことができる。

――リーグではどのチームやプレイヤーに注目してましたか?
リー:僕にとっての、ベストプレイヤーはセッターだったら山東。中国代表の選手だね。

――中国の生活はどうですか?
リー:中国自体は初めてじゃない。北京オリンピックで来たことがあるので。それを除いては初めてだ。上海は初めてで、美しい都市だし、美味しい食べ物、偉大な文化、たくさんの博物館、たくさんの公園、とても素晴らしいよ。

――上海ではどこが好きですか?
リー:南京西路、人民広場、外灘、特に旧フランス租界地にはよく行くね。

――あなたのインスタグラムを見ましたが、他の都市にも行ったり、元NBA選手のヤオ・ミンにも会ったみたいですね。
リー:中国の正月(春節)に三亜(中国の南国)に行ったんだよ。ヤオ・ミンには北京で会ったよ。彼はとても良い人だね。 leespike

――あなたは今まで多くの国、チームでプレイしてきました。なぜでしょうか?
リー:僕にとって、常に変化することは大切なんだよ。国を変えることがね。その理由は、世界の色々なところを見て、色々な文化を体験することができるから。これは僕にとってとても興味深いことだよ。多くの選手は一つの国に常にとどまるけど、引退した後に、「もっと多くの国でプレイすべきだった」って言っているよ。僕にとって、色んな国でプレイすることは、人生を楽しく充実したものにしてくれるんだよ。

――今までプレイしてきた中で、 好きな国は? バレーボールの点からと生活の点から見て。
リー:バレーでは、ロシアだね。質がとても高い、プレイするのはとても難しいよ。生活の観点では、フランスがすきだね。1年プレイした。生活が美しかった。インドネシアも良かった。両方ともいいね。 もっともサラリーが良かったのはロシア、中国もとても良いね。(イタリアは?)変化した。景気が悪くなっている。イタリア、ロシア、ポーランドがプレイするにはベストの国だよ。今は中国がとても面白いよ。多くの良いプレイヤーを色々な国から獲得し始めているから。これは大切なことだよ。

――あなたの今後について教えて下さい。五輪など。
リー:ナショナルチームではリオ五輪に行きたい。オリンピックはとても素晴らしい大会だからね。

――今夏の世界大会には参加しますか?
リー: 参加するよ。

――日本について、どんな印象がありますか?
リー:日本はとても好きだよ。日本は完璧だ。とてもオーガナイズされているからね。全てがスムーズにすすむ。ナショナルチームについては、変化の時期を迎えていると思う。チームは好きだよ、理由としては、チームはとてもオーガナイズされていると思うし、正しく訓練しているし、正しい考え方をもっている。

――しかし、あなたのアメリカ代表での仲間であり、初の外国人監督として就任していたゲイリー・サトウが追われた。
リー:ゲイリーは知っているよ、ゲイリーはとても好きだ。日本代表はこれから2年間で大きな改革をしたいんだろうね。2年間で大きな改革をするのは難しいことだよ、とても難しい仕事だと思う。

――日本代表について、どんな印象がありますか?
リー:とても若いチームだね。難しい時だよ、理由はバレーボールの世界はとても強くなっている。世界のトップ10はとても身体的にも大きい。日本の若いチームでは、大きな革命をおこすのは難しい。

――日本の選手はなかなか海外リーグに飛び出ていきません。
リー:そうだね、越川がイタリアへ出たくらいだよね。 違うスタイルのプレーを見ることはとても大切だよ。アメリカ代表が大きな成功を収めた理由として、僕らプレイヤーはイタリア、ロシア、ポーランドといったベストリーグでプレーし、その国のプレイヤーから学んでアメリカに帰ってシェアすることができるんだ。

――なるほど。今日はありがとうございました。

クリスティアン・サバーニ(Cristian Savani)1982年2月22日、イタリア出身。195㎝。ウィングスパイカー。主に、ローマ、ペルージャ、マチェラータ(いずれもイタリア)などでプレーし、リーグ優勝などに貢献。2013/14シーズンは上海でプレーし、リーグ終了直後、アル・ラーヤン(カタール)に移籍して世界クラブ選手権に出場しチームを2位に導く。イタリア代表ではロンドン五輪で銅メダルを獲得。

ディビッド・リー(David Lee)1982年3月8日、アメリカ合衆国出身。203㎝。ミドルブロッカー。フランス、トルコ、イタリア、ロシアなどのリーグを経て、2013年に上海に加入。2005年から代表で活躍し、08年の北京五輪の金メダルに貢献。

聞き手・写真:大塚淳史
大阪府出身。2006年からスポーツ新聞で4年間働いた後、2010年に上海へ。中国のメディアの日本語版で約4年、編集職に従事した。バレーボールは中学、高校、社会人クラブでプレイしていた。好きなチームは2000年シドニー五輪で金メダルのユーゴスラビア代表。

>> インタビューのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック