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バレーボールマガジン>インタビュー>加藤陽一 地上の星 第2部

インタビュー

2014-09-01 12:11 追加

加藤陽一 地上の星 第2部

V2/V3 男子

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自分を変えた人を3名挙げてほしいと頼むと、加藤はすらすらと3名を挙げた。

一番は母親ですよね、その次はイタリアのヴァリオーニ監督。トレヴィーゾの。その次は都澤理事長ですかね。

母はやはり自分の意見を100%受け入れてくれましたから。母のやりたかった事を子供にやらせたかったという事もありますけど、それを感じさせない育て方でした。バレーボールのベースを作ってもらったと思います。

ヴァリオーニ監督は、監督としてのコーディネートがすごく上手いなと。あれだけイタリアのナショナルチームにいる、本当に誰をとってもスポットライトを浴びる選手達を、どういう風に舵を取っていくかという事を、凄くうまくやっていましたね。メンバーチェンジのタイミングとかゲームを読む力とかを感じました。自分が試合の中に入っていても、コートの外にいても、それは感じる事ができました。

都澤理事長は自分が、大学の時くらいですかね、迷ったことがあったんです。将来の事もそうですけど、ナショナルチームに入って上が見えなくなってしまった、その中でもう一回諭してくれたんですね。在学中のことですが。今までどれだけお金と時間をバレーに費やしてきたんだ。勉強なのか自分の楽しい事なのかじゃないだろ? と。バレーボールに一番時間とお金をかけて、いろんな人が助けてくれた事をもっと真剣に考えなきゃいけないよと言われて、1回自分をリセットして、また基礎から始めてバレーボールをも1回真摯に受け止められるような、そういう気持ちにしてくれた。そこでリセット出来たというのは一番良かったなと思いますね。

やっぱりバーンアウトしてくる選手がたくさんいる中で、1からバレーボールを積み重ねていけるリセットボタンを押してくれた、良いアドバイスをもらえたと追います。

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