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会見・コメント

2015-04-20 17:00 追加

全日本男子始動記者会見NEXT4他

全日本代表 男子

OLYMPUS DIGITAL CAMERA南部監督囲みインタビュー
ー越川選手がいないのは監督の意向としてはどうなのでしょうか。強化委員長とのずれはあるのでしょうか?
ずれとかではなく私自身が思いきってやらないとと判断したことです。
確かにアジア大会善戦しました。振り返ったときに、インドの試合から思い出して欲しいんですが紙一重だったんですね(フルセット勝利)。韓国中国は何とか抜けれました。
(決勝で当たった)イランはベストメンバーではなかった。世界選手権を戦ってきて疲れていたメンバーだった。それなのに、善戦はしましたが、結果的には優勝には届かなかった。いろんな反省部分がある中で、それを逆転させるには、若手がこの一年間で、急成長しなければいけない。

ベテラン選手というのはある程度計算できますし、来年を迎えるために、オリンピックに行くためにどこが足りないか。それを考えたところこういうメンバー選考になりました。

―越川選手と福澤選手には直接話はされたんですか?
なかなかタイミングがない。福澤であっても、代表監督になってからは一線を引いて連絡をしていない。個人的には各チームの選手とは電話でやりとりはしていない。

ー越川選手福澤選手は来年には合流するんですか?
今年選出した彼らの成長をどこまでいけるのか、個人の役割なんですが、付け加えますと、若手が育ってこないと、OQTの試合スケジュールをこなせない。ワールドカップは連戦で若手ががんばらないと戦っていけない。OQTは一発勝負。ベテランの力を借りるかも知れない。ベテランの彼らは、体力的にいくら維持をしても7連戦を乗り切る能力は…。

―昨年ミドルは若手、サイドはベテランにされて、今年変換された理由を。
大きな課題はミドルブロッカーのリードブロックに関する技術のなさ。富松は昨年も起用したかったがコンディションの関係で帯同できなかった。若手の選手を技術的に成長させないといけない。そのあたりに力を借りたい。

アジア大会で、イランチームはリードブロックがきちんとできていた。日本はコミットをかけてもディフェンスが足りなかった。

若い選手たちのリーダーシップを育てる、「俺らがやるしかないんだ」、というのをやるには今年しかないんだと思います。

―セッターとリベロに関してはベテランがすごく多い印象ですが。
レセプションはコミュニケ-ション能力がいるので、声を出してやってるのはこの3名かなと。
セッターに関しては、若干年齢があがりました。深津の弟の方が昨年で世界で何とかなるめやすはたったんですが、その他にどういったセッターをかますのがいいのか。
昨年の反省点は、セカンドセッターが出たときにサイドアウト能力が落ちた。だから二枚替えができなかった。

―深津弟が今年もメイン?
去年の活躍を見れば2年目で期待はしている。サイドに上げるトスが少し落ちてる。ミニ合宿をやったんですが、そこで少し直しました。

―技術的な数字、監督が今季のチームに求める柱は。
やはり去年と同じくサイドアウト。サイドアウト率を69,ブレイク率が30以上、合計で100を越えれば勝てる。
今日選手にはなしたのは、サイドアウトを100に近づけろと。そのためには、わざと高いブロックに当てて切り返すような、そしてリバウンドボールから1,2,3で一回で決めるのではなく、サイドアウトの力を上げていこう。
昨年の全日本を見るとミスとシャットが多い。1番はサイドアウトにこだわろう。相手がブレイクポイントが取れないようにすること。

―今年度追加招集はあるのでしょうか?
いまのところメディカルチェックの結果、千々木が9月までは招集するのが難しいので、そういったことも含め、ないことはありません。

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