2017-08-20 16:01 追加
世界U-23男子選手権 日本、メキシコにストレートで勝利し、1勝1敗に
世界U-23男子選手権の結果
V1リーグ 男子 / 全日本代表 男子 / 大学バレー 男子
全日本U-23男子チームが出場している「第3回世界U-23男子選手権大会」は19日、エジプトのカイロで1次リーグ第2戦の試合が行われ、日本はメキシコと対戦。4-0(15-12、15-12、15-11、15-10)のストレートで勝利した。(※この大会は、15点制7セットマッチのルールがテスト運用されている。)
スターティングメンバーは、高梨健太、佐藤謙次、勝岡将斗、都築仁、小野遥輝、大宅真樹、正近幸樹。
前日のエジプト戦が最終の第3試合でフルセットとなり、その翌日の第1試合ということで、コンディション調整が非常に難しい試合となった1戦。
第1セット序盤はもったいないスパイクミスが続くが、お互いサイドアウトを確実に取る展開に。中盤はメキシコにサービスエースを取られるも、勝岡がサービスエースを取り返して食らいつく。終盤もお互いに譲らない展開となるが、メキシコのスパイクミスで日本が13-11とリード。高梨の攻めのサーブから大宅がブロックを決め、セットポイントを掴むと、最後は都築のスパイクが決まり、15-12でセットを先取した。
第2セット序盤は都築のスパイクが連続で決まり、さらに小野のブロックで5-3。大宅の強気のトスワークで攻撃のリズムができた。新井雄大、金子聖輝を2枚替えで投入してミスを誘うと、8-5でメキシコがタイムアウトを要求。その後はメキシコも粘りを見せ、9-9となり、今度は日本がタイムアウトを取った。終盤は一進一退の攻防となったが、高梨のブロックで一歩リードし、13-12とすると、佐藤のサーブでメキシコのリズムを崩して連続スパイクミスを誘い、15-12でセットを連取した。
第3セット、このまま勢いをつけていきたい日本だが、序盤はサイドアウトの応酬となる。5-5の場面で鈴木祐貴と金子を2枚替えで投入し、リズムを作ると、中盤は両者譲らず一進一退の攻防が続いたが、勝岡のサーブでメキシコを崩し、11-9と一歩リードする。小野のクイックでセットポイントを取ると、最後は高梨のサーブがダイレクトで返球されたところを小野がしっかり決め、15-11で3セット連取した。
第4セット、日本はリベロ・正近の好レシーブから勝岡のフェイント、さらに高梨のブロックが決まり、一歩リードした。6-3となったところでメキシコがタイムアウトを要求。鈴木、金子の2枚替えを行い、さらに走りたいところで鈴木がきっちり決め、終盤に繋げた。ラリーの応酬となった場面も、正近のレシーブから都築がバックアタックを決め、12-8に。その後、勝岡がサーブで崩し、切り返したところから都築が豪快なスパイクを連続で決め、15-10で第4セットを奪取。前日の試合からのコンディション調整が難しい中で、ストレート勝ちを収めた。
次戦は20日15時 (日本時間22時)からキューバと対戦する。
写真:FIVB
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