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2018-06-02 13:00 追加

ネーションズリーグ男子 全日本男子、アメリカに2セット先取するもフルセットで惜敗

ネーションズリーグ男子 予選ラウンドの結果

全日本代表 男子

 ネーションズリーグ男子予選ラウンド第2週・第1戦が1日、ブラジルのゴイアニアで行われ、日本はアメリカと対戦。2セットを先取するも、アメリカに逆転され、フルセットの末、2-3(25-23、25-13、18-25、20-25、10-15)で惜しくも敗れた。日本の通算成績は2勝2敗。
 次戦は2日、8時35分(日本時間20時35分)から、開催国のブラジルと対戦する。

 アメリカ戦の日本のスターティングメンバーは、西田有志、李 博、福澤達哉、柳田将洋、山内晶大、藤井直伸、古賀太一郎。

 第1セット序盤は、好ラリーもあり、サイドアウトの応酬に。福澤のパイプ攻撃も決まって6-4とリードし、相手のサーブミスで8-7とする。
 その後も福澤のスパイクなどで13-10。李と山内のクイックも効果的に決まり、16-13としたが、アメリカのブロックや日本のコンビミスなどで17-17となり、日本はタイムアウトを要求した。

 ここから西田がブロックと切り返しからの攻撃を決めて連続得点、李のクイックもあり、21-17とリードを奪う。しかし、アメリカのサービスエースで追い上げられ、終盤へ。23-22から柳田のスパイクが決まり、セットポイントを迎えると、最後は福澤のパイプ攻撃でセットを先取した。

 第2セットも同じメンバーでスタート。柳田のサーブからダイレクトボールを決め、先取点を奪った。序盤はアメリカのコンビミスや福澤のポイントで6-2とリード。アメリカはセッターを交代したが、古賀の好レシーブから福澤が決めきり、8-2に。

 藤井のクイックを効果的に絡めたトス回しでさらにリードを広げると、アメリカはオポジットも交代して立て直しを図る。日本は李のブロックが出て17-8とするが、焦りの見えるアメリカはコンビミスやサーブミスが続く。20-9でアメリカは2回目のタイムアウトを要求。日本のセットポイントでは古賀の好レシーブから福澤がカバーし、最後は柳田がバックアックを決め、25-13。大差でセットを連取した。

 第3セットもメンバーは同じ。西田がバックアタックを決めて先取点を奪うが、アメリカにブロックを決められ、追いかける展開に。10-10から連続失点を喫し、相手ブロック陣の高さに抑え込まれ、13-16でテクニカルタイムアウト。

 14-18で日本がタイムアウトを要求し、山内を髙橋健太郎に交代。しかし、コンビミスが出てしまい、サーブレシーブも崩れ、15-21でタイムアウトを取る。15-22でセッターを関田誠大に、西田を大竹壱青に交代する。浅野博亮の好レシーブからポイントを返すが、このセットは取り返されてしまう。

 第4セットは髙橋がそのまま残ってスタート。序盤にサービスエースを取られるなど、押され気味ながらも6-6、10-10と食らいつく。西田のバックアタックが決まり、13-12。李もクイックを決めるが、相手のサービスエースもあり、15-16と一進一退が続く。

 ここから強力なサーブに崩され、連続失点するが、関田と大竹が入る2枚替えで反撃。やはり交代で入った浅野がポイントし、18-19でアメリカがタイムアウトを取る。
 この後、ラリーとなったが、カバーしきれず失点し、ブロックにも捕まり、19-22となり、西田と藤井をコートに戻す。しかし、アメリカの勢いを止められないままセットを落とし、フルセットにもつれ込む。

 最終の第5セット、3-3からスパイクミス、相手サービスエースで3-5とされ、タイムアウトを要求。さらにアメリカのカウンターと日本のスパイクミスで3-7。4-8でコートチェンジ後、柳田が絶妙なフェイントや豪快なスパイクを決め、7-10。大竹と関田が入る2枚替えを行い、福澤も奮闘するが、高いブロックに阻まれ、9-14。再び福澤がスパイクを決めて粘るが、最後はサーブミスで敗戦となった。

■矢島久徳強化委員長のコメント
 最後に大きな勝利をつかむことはできなかったが、セットを連取し、練習で積み上げてきたことが随所に出るなど、着実に成果が得られた内容だった。

写真:FIVB

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