2015-09-17 22:19 追加
日本、米山先発でベネズエラに競り勝つ
ワールドカップ2015 男子大会の結果
全日本代表 男子
ワールドカップ男子大会第7日目は17日、大阪市中央体育館などで行われ、日本は今大会唯一ランキングが下のベネズエラに33-31、26-24、25-19でストレート勝利をおさめた。
柳田が腰のコンディションが悪かったのと疲労で先発を外れ、今大会米山裕太が初先発フル出場。
スターティングメンバーは清水邦広、鈴木寛史、石川祐希、山内晶大、深津英臣、米山裕太、リベロ永野健。
第1セット立ち上がりから僅差でリードを許し、先攻される展開。セットポイントもベネズエラに先に握られたが、日本はここから粘り、33-31で競り勝った。第2セットも立ち上がりが悪く、先にセットポイントをとられたが、ここで鈴木に代えてピンチサーバーに柳田将洋を投入。ベネズエラは柳田のサーブの前にタイムアウトを取るが、柳田はしっかりと攻めるサーブを入れて連続ブレイクをとり、柳田サーブのまま26-24と逆転勝ち。第3セットはベネズエラの気持ちが切れたか、終始日本がリード。ストレートで勝利した。
MIPは途中出場した出耒田敬が受賞した。
会場インタビューで南部監督は「苦しいところから勝っていけて良かった。ああいう場面でも自分たちのスタイルで勝ち抜くことができたのは選手たちの自信につながると思います。清水は大黒柱としてチームを支えてくれた。イランには思い切ってぶつかっていきたい」と述べた。
清水主将は「深津選手を始め、みんながあげてくれたボールをしっかり決めきることができて良かった。ベネズエラは個人の能力で言えば相手が勝っているチーム。日本はチーム力で勝つことができた。イランに勝たなければオリンピックには行けないので絶対に勝ちます」と宣言。
石川選手「(会場の応援は)非常に元気をもらっています。今日の自分はスパイクは良かったけどディフェンスが良くなかったので修正したい」柳田選手「強いサーブをしっかり入れていけて良かった。タイムアウト明けもせめろという指示があり、それに従った。石川選手はチームのエースで中心。今日の価値で波に乗っていきたい」とコメント。
<順位表>
順 勝 負 勝ち点
1 7 0 21 アメリカ(5)
2 7 0 20 ポーランド(3)
3 6 1 18 ロシア(2)
4 6 1 18 イタリア(4)
5 5 2 14 アルゼンチン(7)
6 5 2 14 日本(20) ←
7 2 5 7 イラン(11)
8 2 5 4 カナダ(14)
9 1 6 3 ベネズエラ(27)
10 1 6 3 オーストラリア(13)
11 0 7 3 エジプト(15)
12 0 7 1 チュニジア(15)
※( )内は世界ランキング
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