2015-10-08 17:47 追加
リーグ奪還、3冠狙う! 新主将は千々木 堺ブレイザーズ
SV男子
−−会見で数値化と話していましたが、どういうソフトを使っているんですか。
データバレーというプログラムがイタリアであります。
−−決定率とかレセプション率とかあると思いますが、どんなポイントを見るのですか。
たくさんあるのですが。例えば、、、どのゾーンだとどのくらいの決定率で何点から何点だと、どのくらい推移しているか。
−−ゾーンというのは?
コートを45分割します。
−−コートを縦、横の二次元ですか?
二次元で。三次元はまた別なのですけど。それがいわゆるスタイルの違いで去年ちょっと大変だったのではないかと思いました。
−−選手達が慣れていないから。
はい。今年は選手の方から要求が出てきまして、そういう面では浸透したのでは。私から話す場面よりも、選手同士で話す場面が増えてきました。
−−スタッフはどのくらいいるのですか。
1人だけです。
−−この前、韓国遠征に行かれていましたが、どういう目的で。
手の内を隠さずにリーグに臨む様に戦うことができます。韓国も外国人は1人入れることができて、そこへの打数が多いスタイルなので、日本と同じ様にできる。
−−実戦に近いスタイルだったということで、手応えの方はいかがでしたか。
10年くらい韓国遠征してなかったらしいですけど、韓国といえども外国であって、文化の違いとか環境の違いとか、アウェーの状況でゲームをする面、そういうプレイスタイルに慣れるというのは有意義だった。選手達は行った後に収穫を感じていたのでは。
−−話は変わりますが、先日あったワールドカップで注目していたチームはいましたか。
元々ブレイザーズに来る前に、ポーランドとロシアのチームを参考にしている部分があって、何度も練習を見に行っていました。ワールドカップ前にはアルゼンチンが来て、監督のベラスコさんのバレーと共通している部分があって、1週間一緒にやらせてもらった。ブレイザーズのチームのシステム自体はアメリカのスタイルなので、そのアメリカが優勝したということで説得力があがったと思います。ベラスコ監督率いるアルゼンチンがハードワークしているのを目の当たりにし、普段から参考にしている4チームが上位だった。
−−今話された「ハードワーク」というのはどういう意味でしょうか。
アルゼンチンがワールドカップ前に欧州から日本入りして、時差ある中、来た翌日からいきなりゲームをした。調整とかせずに。ウェイトトレーニングをしてボール(ボールを使った練習の意味?)をする。そしてゲームをする。普段日本の選手のスタイルだとトレーニングをしなくてはいけない、筋トレすると体が疲れるからその後のボールに影響するというのが。アルゼンチンはワールドカップを数日後に控えている中でトレーニングはするわ、全力でジャンプもしている、そういう面での一生懸命さとかの意味を込めたハードワーク。(チームが)なかなか結果が伴わないとつらかったと思うんですけど、そういうのを目の辺りして良い影響がありました。
−−ありがとうございました。
文責・写真:大塚淳史
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