2016-10-13 17:02 追加
サントリー、昨季のリベンジを誓う ジルソン監督、栗山主将、柳田将洋ら
サントリー開幕直前の抱負
SV男子
2016/17V・プレミアリーグで優勝を目指す「サントリーサンバーズ」がリーグ開幕を前に、10月6日、大阪市内のホテルでプレス懇談会を開催。3シーズン目となるジルソン・ベルナルド監督をはじめ栗山雅史キャプテン、日本代表の柳田将洋、新加入のヤドリアン・エスコバルら選手や関係者が出席、今季への意気込みなどを語った。
サントリーは昨季リーグ7位と低迷、V・チャレンジマッチを勝ち抜き残留を決めた。そういう苦い経験を踏まえジルソン監督が「昨季は厳しいシーズンだったが、そういう状況もたくさん勉強になった。選手たちはどんな状況でもベストを出そうとしている。そういう姿を見てほしいし、サントリーらしいバレーボールをして勝っていきたい。最初から最後まで頑張りたい」と決意を述べれば、栗山キャプテンは「(サントリーサンバーズは)日本一明るいチーム。誰が出ても自分の仕事・役割をきっちりやって、みんなで1勝を取りに行きたい。優勝目指して頑張ります」ときっぱり。
会場には4月に就任した清水雅之GMや、JOCのスポーツ指導者海外研修員としてブラジルでコーチ修業を終え帰国したばかりのアドバイザー荻野正二氏の姿も。サポート体制も揃い、ベテランと若手がバランスよく噛み合った今シーズンのサンバーズ、「SPIRIT&POWER」をスローガンに据え、復活&プレミア王者を狙う。
栗山雅史主将
昨季は思うように勝てず入れ替え戦。その悔しい経験を今シーズンにいかしたい。昨季、負けが続いたときにまず自分が落ち込んでしまって……。でもそんなときに酒井(大祐)さん、阿部(裕太)さん、山村(宏太)さんらが「次々!」と声をかけてくれた。今季は自分がそういうことをやっていきたい。練習の質が上がっているし、みんなのモチベーションも上がっている。誰が出ても自分の仕事・役割をきっちりやってアピールして、みんなで1勝を取りに行きたい。サイドも守備型、攻撃型など使い分けていけたらいいし、エスコバルはビーチバレー経験者なので器用でレセプションもできるのでいろいろ考えられる。固定された選手だけで戦うのではなく、みんなで戦って勝っていければベスト。
柳田将洋
昨季悔しい思いをしたので、その思いもあって、今季はより一層強くなる──優勝目指して自分の役割を全うしたい。対角に入るのが藤中(謙也)なら自分は攻撃的、栗山(雅史)さんなら攻撃と守備みたいに、そのときどきで変えて。チームとしてはバランスがとれていると思う。酒井(大祐)さんらベテランがいてくれるから自分ら若手は思い切ってやれる。前向きに頑張りたい。
山本湧
若手も多くなり、チームが元気、明るくなっています。夏ぐらいからブロックやトランジションを強化して試合などでも徐々にできるようになってきた。今シーズンはいけます。個人的には、いいときと悪いときの差をなくしたい。クイックが得意なので使いたいし、両サイドへきれいなトスを上げてアタッカーが選択肢を増やせるようにしたい。昨シーズンの終盤、自分が出て勝った試合は自信になった(途中出場し0-2から逆転勝ちしたFC東京戦、続くパナソニック、豊田合成戦も勝利)、今シーズンもあのときのように思い切ってやりたい。今季は優勝します!
藤中謙也(2016/17新入団、2016年の黒鷲旗で若鷲賞)
リーグは楽しみ、早く試合がしたいです。(チームの目標としては)優勝したい。それから結果だけでなく内容にもこだわっていきたいです。自分は守備型のサイドなので求められているのはサーブレシーブ。そこが悪ければコートには立てないと思うので頑張りたい。プレッシャーを感じすぎず、気負わずに。遠慮せず楽しくプレーして優勝に貢献したいと思います。
エスコバル
日本でプレーするのは初めて。チームメイトと力を合わせて優勝目指したい。自分の強みを試合でしっかり出していきたい。日頃の練習などでスタッフ、選手から心強いサポートをしていただいているので、ベストを尽くしていきたい。
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