2017-03-19 00:35 追加
NEC、2シーズン振り、6回目の優勝。久光製薬を2試合連続フルセットで制す
V・プレミアリーグ女子 ファイナルの結果
SV女子
、V・プレミアリーグ女子ファイナルは、17、18日の2日間、東京体育館で試合が行われ、NECが2試合連続フルセットで久光製薬を下し、2シーズンぶり、6回目の優勝を決めた。
今シーズンから2回戦制となったファイナルは、2試合とも両チームが持ち味を存分に発揮した激闘となった。第1戦に勝っても、翌日負けると試合後にゴールデンセットを1セット行い、その勝者が優勝するというシステムのため、17日の勝利インタビューは監督、選手ともに厳しい表情で気を引き締めていた。
最終戦となった18日の試合は、第1セットを久光製薬が25-23で先取。続く第2セットは古賀の攻守に渡る活躍などで、NECが25-22で取り返す。第3セット、久光製薬はセッターを古藤から中王路に交代し、反撃を試みるが、ニコロバ、古賀、近江とサイドアタッカーが好調のNECの勢いは止まらず、25-19でセットを連取した。しかし、第4セットは久光製薬のペースに。新鍋や野本らの活躍で25-18でセットを奪い、フルセットにもつれこむ。最終セットはニコロバのスパイクやブロックが決まり、再び、NECのペースとなる。最後は近江のスパイクが決まり、NECが2試合連続でフルセットを制し、優勝が決まった。
優勝決定後の会場インタビューでのコメントは以下の通り。
・山田晃豊監督
チームのメンバー、スタッフ、選手みんなを誇りに思う。ファイナル2日間は厳しい試合だったが、最強の相手と最高のゲームができたことを嬉しく思う。優勝は毎日の一つひとつの努力が実った結果。それに、今日の大声援に後押しを受けて、頑張ることができた。
全員で守り、全員で攻めるというバレーボールが決勝の舞台でできた。日本一になって、堂々と世界クラブ選手権で戦うことが目標なので、それにつなげたい。優勝はひとつの到達点であり、次につながっていけばよいと思う。まずは今日の優勝を喜びたい。
・近江あかり選手
(最後のポイントについて)絶対にかなめ(セッターの山口)は自分に上げてくれると思っていたので、思い切って気持ちを込めて打った。5セット目に入った時には気持ちの勝負だと思っていたので、勝ち切ることができてよかった。
今シーズンはスタートで入った選手はもちろんだが、途中出場の選手が活躍してくれて、この選手層の厚さが優勝という結果につながった。また、たくさんの方々が会場に来て、応援して下さったことも勝因だと思う。
・古賀紗理那選手
(今日の自身の調子について)トスはみんなの思いがこもっているボールなので、しっかり決めようと思い、頑張った。
(2年前の優勝の時は内定選手で、今年は主力としてフル出場だったが)今年の優勝の方が嬉しい。このチームはチームワークで勝ち抜いてきたので、最後までその持ち味が発揮できてよかった。今シーズンはきつい戦いが続いたが、みんなで頑張ってきてよかった。
■最終順位
1位 NEC
2位 久光製薬
3位 日立
4位 JT
5位 トヨタ車体
6位 東レ
7位 岡山
8位 PFU
同じカテゴリの最近の記事
- 女子日本代表、開催国のカナダにストレート勝利。和田由紀子がセルビア戦に続き活躍し、20得点 VNL [全日本代表 女子] / 2025.06.08
- 女子日本代表、セルビアにストレートで勝利し、2連勝。和田由紀子が17得点の活躍 VNL [全日本代表 女子] / 2025.06.07
- 男子日本代表がキックオフ会見。ティリ・ロラン監督が掲げるスローガンは「勇往邁進」 [全日本代表 男子] / 2025.06.07
- VC長野・赤星伸城、マシューニーブス、松本慶彦、オスカーマドセン、ファルハンハリムの入団を発表 SV男子 [SV男子] / 2025.06.06
- 大阪B・アントワーヌブリザールの入団を発表 東京五輪、パリ五輪金メダリスト SV男子 [SV男子] / 2025.06.06
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.