2017-04-08 14:52 追加
木村沙織囲み全文「『今日の相手は強いから難しいね』といわれるほど、絶対奇跡を起こそうと強く常に思った」
SV女子 / 全日本代表 女子
「幸せでした、感謝しています」
――スーパーリーグ構想の発表などもありましたが、数少ないプロ契約の選手として、日本のバレーがどう変わっていたら良いと思われますか。ご自分の経験も交えて。
木村 これから日本が、リーグが増えるとかは分かんないんですけど、高校卒業してから、東レアローズに入団してお世話になって、Vリーグを通して技術面も成長させてもらった。
企業だからどうとか、企業だろうがプロだろうが、やることはひとつだったので、プロになるまでもそのあともあまりわからずに、バレーボールを純粋に勝つために上手になるためにやらせてもらえる環境は有り難かったなと思います
――長く全日本でやってこられて、トルコリーグで海外のリーグも経験されて、世界のバレーについて、どう見ていますか。
木村 今は海外の試合をみていないのでなんとも言えないんですけど。リオオリンピックの決勝戦をイメージすると、やっぱりどのチームも、より一層高くなっていると思いますし、若い選手が主役でやっているのも多いですし、どのチームも、サーブをすごく強化しているように思えます。周りのレベルはどんどん上がってるのかなと思います
――東レアローズのある滋賀県の思い出を。
木村 滋賀県の思い出リーグで何年か忘れたんですけど、優勝が続いたときに、地元のみなさんとこの辺の街をみんなでパレードしたのはすごく印象に残っています。暖かくサポートしてくれた方がたくさんいた。街の中でも応援してくれた方がいたんだなというのを感じられた時間だったので、懐かしく思います。
――滋賀県の行きたい場所、思い出深い場所。
木村 すごく住みやすくていろんなところに住みました。道も広いじゃないですか(笑)住みやすかったなと東レの子と言っています。前は大津市に住んでいて、南極堂っていう大判焼きがあるんですけど、東レのみんなが大好きですごく本当に美味しいので、みんな食べてもらいたいです。今日は用意しいてなくてすみません(笑)
隣にあるたこ焼き屋も美味しいです! おすすめです。親子でやってるんです。
――番悔しい経験は?
木村 え〜あったかな悔しいこと……。ここまで本当に良い経験をさせてもらって、リーグの中では、「あー勝ちたかった、悔しい」となっても、最後はそこを倒して優勝して「よっしゃー」ってなってることが多かったので。全日本でもなかなかここに勝てないとか、あと一点私が決まってればと言う思いはあったのですけど、そのあとにメダルをちゃんと獲ったりしたので、悔しすぎて「自分いなくなれ」みたいなのは、いつだろう。あったかなぁ。ぱっとは思い出せないです。
――ファンのみなさんへ。
木村 高校を卒業してから代表に入らせてもらって、その頃から応援してくれる方もたくさんいまとかでもお手紙をもらったりして心強かったです。代表だけではなくリーグでも、どの会場にいっても、ファンの方で会場をいっぱいにしてくれて嬉しかったですし、そういう環境の中でプレーさせてもらったのはすごく幸せでした。本当に暖かい応援をいつもいつもありがとうございました。
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