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会見・コメント

2021-11-02 18:43 追加

手原紳「始球式のパフォーマンスはせっかく色んな人が来てくれるので楽しんでもらおうと」FC東京会見

FC東京会見

SV男子


10月31日のエントリオで行われたWD名古屋対FC東京の試合後記者会見。FC東京のコメントをお届けする。
試合は1-3でFC東京が敗れた。

●真保監督

昨日の2・3セット、今日の1・2・3セットは良い展開を作れたが、セットを取り切れない所はアタックの失点だったり、今日に関してはビッグサーブではなかったですけど、安易にエースやダイレクトを取られたのが勿体ないところだった。最後の勝負どころ、ゲームを締めなきゃいけないので、そこの練習をやっていきたいと思います。

ただ、向こうの高さ、非常にいいブロック・ディフェンス相手に対して、アタックの数字も良くなってきているので、そこは自信に変えて、細かいところを一つひとつ、課題をつぶしていければと思います。

――今までは黒田選手はワンポイントでの起用でしたが、昨日・今日はアウトサイドヒッターで途中交代で出場していました。起用の意図と評価は。

監督:エスぺホ選手が良いスパイクを打つんですけど、失点が増える場面もあるので、黒田に替えました。外国人選手の2人が9月下旬ぐらいに合流して、それまでは佐藤と黒田の両ウィングでチームを作っていて、迫田が抜けたところに入っていたんですが、Vのチームと試合しても非常にいいディフェンスと、アタックもやってくれていたので、リズムを取り戻す意味で今日は替えました。最後はブロックされてしまったんですが、彼が入ると繋ぎがよくなりますし、高さはないですけどブロックも上手に跳ぶので、期待して使いました。

――武藤選手にアクシデントがあり、交代した山田大悟選手がサーブで崩していた場面もありましたが、山田選手の評価は。

監督:開幕はスタメンで起用して、今日見て頂いたようにサーブが非常に素晴らしいのと、アタックに関しても高さと速さがある。栗山や武藤とか他の選手もそうですけど、競争の中でどんどんチャンスを与えたいと思っています。ブロックに関しては経験はないんですが、非常にステップも上手ですし形も綺麗なので、可能性のある選手だと思っています。

●手原紳選手

取り切れないといけないポイントで取り切れない、勝っていない試合は、スパイカーにより良いトスを供給できていないとか、打たし切れていないところがあったので、そういうところがこの結果、反省だと思っています。

――試合を重ねるごとにミドルの打数が増えていって、今日は特に連続で栗山選手が打つ場面も多く(※栗山選手はこの日13/24で、ヨナス選手の次に打数が多かった)ありましたが、ミドルの使い方で意識していることは。

手原:うちとしては、クイックを増やしていきたいっていうのもあったし、自分たちのリズムを作るにあたって、栗山や武藤、ミドルがあっての攻撃なので、そこはもうブレずに使っていこうというのがありました。

――開幕当初は、外国人選手と合流が間もないところで調整が出来ていない部分があるとのことでしたが、試合を何回か重ねてきて、戦術へのフィット感やコミュニケーションなどの変化は。

手原:隔離が終わって短い期間というのもあったし、自分の体の調整に意識してやっていたと思う。今は試合が始まって、そうは言っていられないところまで来たので、セッターというのもあるし、チームのみんなとも、2人ともどんどんコミュニケーションを取ってくれますね。

――余談なのですが、アウェーゲームが続いているのもあって、FC東京が始球式を受ける機会が多く、数シーズン前から様々なパフォーマンスをしていると思うのですが、チーム内で盛り上げていこうなど、何かお話をされたりしていますか?

手原:ホームの時は別ですけど、アウェーの時は折角いろんな人が来て、始球式をしてくれるわけじゃないですか。見ている人もそうだし、打っている人も緊張していると思うし、楽しかったなと思ってもらえたら良いなということで、多分みんな「何かやろうか」って言って始まったもので。決まったものではなく、自然に「何か面白いことをしようか」という感じでやっています。

(この日は、6人横に並んだレシーブ体制で始球式に臨んだ)

写真:火野千鶴

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