2017-08-14 07:24 追加
アジア選手権 全日本女子、チャイニーズタイペイをストレートで下す
アジア女子選手権 順位決定予備戦第1戦の結果
全日本代表 女子
第19回アジア女子選手権大会は13日、フィリピンのマニラで順位決定予備戦第1戦の試合が行われ、日本はチャイニーズタイペイと対戦した。
スターティングメンバーは、石井里沙、岩坂名奈、鍋谷友理枝、野本梨佳、島村春世、冨永こよみ、井上琴絵。
第1セット序盤は、チャイニーズタイペイのサーブが走り、勢いに乗れなかったが、島村のブロックや移動攻撃が要所で決まって徐々に流れを掴むと、相手にミスも出始め、点差を広げた。中盤以降は、リベロ井上のつなぎや、冨永のトスさばきに会場がどよめく場面もあるなど、終始日本ペースの展開に。野本や鍋谷のスパイクも冴え、25-16で日本がセットを先取した。
第2セットは島村や野本、岩坂の活躍もあり、連続得点を奪うなど序盤から勢いづく。第1セット同様、チャイニーズタイペイのサーブに押される場面もあったが、途中交代で入った内瀬戸真実の好レシーブで安定感を取り戻すと、終盤は鍋谷が攻撃面で活躍。巧みなコース打ちやブロックアウトで相手を突き放し、25-16でセットを連取した。
第3セットは、野本を古賀紗理那、岩坂を奥村麻依、石井を内瀬戸に代えて臨んだ。序盤、島村のクイックで点を重ねると、古賀のバックアタックや鍋谷の巧みなスパイクも冴えた。中盤はシーソーゲームの展開となったが、鍋谷、島村が奮起し、さらに冨永のサービスエースで14-9とチャイニーズタイペイを引き離す。相手もサーブや日本の穴をついた攻撃で反撃したが、最後は古賀のパワフルなスパイクや内瀬戸のサービスエース、島村、鍋谷の活躍もあり、日本が逃げ切り、25-20。ストレートで勝利した。
次戦は、14日15時 (日本時間16時)より、タイと対戦する。
■試合後のコメント
・中田久美監督
サーブレシーブがよくなかった。相手のサーブは確かによかったが、その中での自分たちの点数の取り方がよくなかった。しかし、内瀬戸も終盤にいい活躍をしてくれたので、また戦術にも幅が出ると思う。
・島村春世選手
序盤、相手のミドルブロッカーをブロックで止めたところで、相手が中盤にミドルブロッカーを使ってこない展開を作れたと思う。あの場面でブロックできたことは大きかった。スパイクも思い切り打てていたので、気持ちよかった。
写真:AVC
同じカテゴリの最近の記事
- SAGA久光 鹿屋体大からミドルブロッカーの山下遥華が入団 SV女子 [SV女子] / 2025.12.01
- 岡山がデンソーの連勝を止め、念願の2勝目。群馬が10勝目。NEC川崎が埼玉上尾にフルセットで敗れ、今季2敗目 SV女子 [SV女子] / 2025.12.01
- 東地区は北海道YSが9勝目を挙げ、首位を守る。西地区はV三重が8勝目、F鹿児島が7勝目 V男子 [V男子] / 2025.12.01
- 大阪Bとサントリーが11勝目、WD名古屋が9勝目。山内晶大とティモシー・カールの誕生日を勝利で飾る SV男子 [SV男子] / 2025.12.01
- アルテミス北海道が連日フルセットの善戦。東京サンビームズは切り札”ミドル”小泉海藍で辛くも逃げ切る V女子 [V女子] / 2025.12.01
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.











