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2017-08-17 00:42 追加

アジア選手権 全日本女子、中国にストレートで勝利し、決勝進出

アジア女子選手権 セミファイナルラウンドの結果

全日本代表 女子

 第19回アジア女子選手権大会は16日、フィリピンのマニラでセミファイナルラウンドの試合が行われ、日本は中国と対戦。3-0(25-17、25-18、25-18)のストレートで勝利し、決勝進出を決めた。

 スターティングメンバーは、新鍋理沙、岩坂名奈、内瀬戸真実、野本梨佳、奥村麻依、佐藤美弥、井上琴絵。

 第1セット、スタートから佐藤のサーブで相手を崩し、新鍋のスパイクで点を重ねる。岩坂のサービスエースも出て6-2と日本がリードするが、日本のミスや相手の多彩な攻撃で6-6と追いつかれる。しかし、野本のサーブポイントで9-7とすると、奥村の移動攻撃や新鍋、野本のコースをついたスパイクで18-14とリードし、流れを取り戻した。終盤は完全に日本が主導権を握り、野本が再びサービスエースを決め、20-17。セッター・佐藤がミドルブロッカーを絡めて攻撃をしかけて点差を広げ、最後は野本のバックアタックで25-17でセットを先取した。

 第2セットは第1セットと同じメンバーでスタート。相手のサービスエースで始まるも気持ちを切り替え、新鍋の強打や野本の硬軟織り交ぜた攻撃、佐藤のブロックで7-3と点差をつけた。しかし、相手も高さを生かしたスパイクやブロックで応戦。同点に追いつかれたが、リベロ・井上の体を張ったレシーブで攻撃陣を後押しし、奥村、岩坂らミドルブロッカーも奮起し、点を重ねた。終盤、新鍋や野本のスパイクなどで18-14とリードを奪うと、その後も奥村、内瀬戸、新鍋らの活躍でブレイクを重ね、25-18でセットを連取した。

 第3セットも1、2セット目と同じメンバーでスタート。序盤、相手のサーブや高いブロックに苦しみ、0-3と劣勢となるも、新鍋のスパイクでサイドアウトを奪うと、そこから岩坂、野本の攻撃でブレイクを重ねた。奥村、内瀬戸のスパイクも決まり、8-7と日本が逆転。中盤も丁寧なサーブレシーブから内瀬戸の時間差攻撃、新鍋のブロックやスパイクで連続得点し、16-10とリードを奪った。終盤、中国も高さを武器に攻撃を仕掛けたが、ミスも目立ち始める。一方、日本はリズムを崩さず、21-16の場面にピンチサーバーで起用された島村春世も貢献すると、最後は内瀬戸のスパイクで25-18。決勝戦進出を決めた。

 決勝戦は17日、17時30分(日本時間18時30分)より、タイと対戦する。

 写真:AVC

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