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2017-08-19 20:02 追加

全日本ユース男子、キューバにストレートで勝利

世界ユース男子選手権大会(U-19)の結果

全日本代表 男子 / 大学バレー 男子 / 高校バレー 男子

 全日本ユース男子チームが出場している第15回世界ユース男子選手権大会(U-19)は、18日、バーレーンのリファーで1次リーグの試合が行われ、日本はキューバと対戦した。

 スターティングメンバーは、佐伯聖海、宮浦健人、樫村大仁、佐藤駿一郎、中村駿介、大塚達宣、市川健太。

 第1セット、序盤は宮浦、佐伯、佐藤のスパイクで連続得点を挙げ、5-2とリードしたが、キューバはクイックを絡めた多方向からのスパイクで応戦し、11-11と同点に追いつかれる。その後、日本は佐藤、樫村のクイック、大塚、宮浦のサイド攻撃、キューバは高さのある両サイドを使った攻撃で競り合う。18-18からキューバの強打を日本の守備陣が拾い、繋がったボールを佐伯がレフトからブロックを打ち抜いて長いラリーを制し、このセットのビッグポイントを奪取。その後、2回の連続得点を取った日本が25-21でセットを先取した。

 第2セットは第1セットと同じメンバーでスタート。宮浦のスパイク、ブロックで2点先取すると、バックアタックなどで反撃するキューバに8-7と追い上げられたが、宮浦、佐伯のスパイクで連続得点を挙げ、12-7とリードを広げた。その後、キューバにスパイク、サービスエースで連続得点を許すが、日本も相手のサーブミスや佐伯のスパイクで得点を重ね、17-11とリードを保って終盤へ。キューバは選手交代で劣勢を挽回しようとするが、日本の安定したディフェンスからの切り替えしに打つ手がなくなり、24-17で日本がセットポイントを迎える。ここで日本は中村、宮浦から田代至、仲濱陽介を2枚替えで投入。最後は田代のスパイクで25-18となり、セットを連取した。

 第3セットはリベロ・市川を中心とする粘り強い守備から、相手ブロックに当てて出す、隙間を抜く、押し込む、フェイントなど多彩な攻撃を見せた日本。高い攻撃で応戦するキューバに対し、17-7と大量リードを奪う。さらに、宮浦を中心とした攻撃陣で攻め、21-9に。終盤、佐伯に代わってピンチサーバーで投入された山田大貴がサービスエースを決めると、三好佳介、鬼木錬を次々に投入。25-12でキューバを圧倒し、ストレート勝ちをおさめた。

 日本の次戦は、20日15時 (日本時間21時)より、フランスと対戦する。

■試合後のコメント

・本多洋監督
対戦相手の情報が十分ではない中、試合を重ねることでチーム力の向上を目指そうと考えていた。今日のキューバ戦では、3名のレセプション(サーブレシーブ)要員、リベロ・市川、ウィングスパイカーの大塚、佐伯の返球率が高く、それをセッター・中村がセンターのクイック、両サイドの平行を織り交ぜたコンビネーション攻撃をうまく使い分けたと思う。勝ったとはいえ、点差ほどキューバとの実力の差はなく、各セットの序盤10点までは、一進一退の攻防を繰り返している。そこで勝ちきれたのは、日本のディフェンスのよさ、粘り強さを出せたからだと思う。

・宮浦健人主将
強豪のキューバに対して、自分たちが目指してきた日本のバレーボールができたことは、とてもよかった。試合を通して、一層チーム力を高めていきたい。

写真:FIVB

Japanteamcelebrate

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