2017-08-22 19:59 追加
全日本ユース女子 トルコに敗れ、3勝1敗で1次リーグを終える
世界ユース女子選手権大会(U-18)の結果
全日本代表 女子 / 高校バレー 女子
全日本ユース女子チームが出場している第15回世界ユース女子選手権大会(U-18)は、21日、アルゼンチンのロサリオで1次リーグ第4戦の試合が行われ、日本はトルコと対戦。3-1(20-25、23-25、25-21、28-30)で敗れ、3勝1敗で1次リーグを終えた。
スターティングメンバーは、曽我啓菜、伊藤麻緒、高柳有里、西川有喜、山田二千華、中川つかさ、水杉玲奈。
5チームによる1回総当たり戦でのリーグ戦のため、1日休みを挟んで2勝のトルコと、開幕から3連戦で3勝の日本による、D組1位を賭けた戦いとなった。
第1セット序盤、硬さが見られる日本は、トルコのサーブと高いブロックに阻まれ、1-6と引き離される。中盤は、トルコのサーブに苦しみながらも粘り、15-16と追い上げた。しかし、トルコのエース・Ebrar Karakurt(#18)のスパイクがなかなか拾えず、さらにサーブで崩されると、6本のブロックポイントを奪われた。日本は追い付きながらも終盤に5連続失点を喫し、20-25で第1セットを落とした。
第2セットもトルコにサーブで崩され、苦しい展開に。ミスも続き、4-8とトルコにリードを許した。伊藤のブロックとクイックで9-10と1点差まで追いすがるが、相手エースに連続得点を決められ、9-14と再び引き離された。交代で入った野中瑠衣の3連続サービスエースで勢いをつけ、15-15の同点に追いつくが、17-17からスパイクを決められ、17-20と再びトルコがリード。西川の連続サービスエースなどで21-20と終盤に一時は逆転したが、相手エースにアタックを決められると23-25でトルコにセットを連取される。
第3セット、後がなくなった日本は、粘り強くディグからラリーを続け、8-7で1回目のテクニカルタイムアウトを迎える。9-9から曽我のアタック、野中のサービスエースで11-9と一歩リードすると、中盤は一進一退の展開から西川のサービスエースで16-15とし、2回目のテクニカルタイムアウトとなった。20-17までリードを保ったが、ミスが出て20-20とトルコに追いつかれる。それでも曽我、西川のスパイクでトルコを突き離し、25-21で第3セットを取り返した。
第4セットは序盤に4-7とトルコにリードを許し、再び苦しい展開に。中川のサービスエースなどで8-8の同点に追いついたが、Karakurt(#18)のスパイクが連続で決まりだし、10-15と突き離される。この後立て続けに連続得点を奪い、16-16と同点に追いつくが、16-20と再び引き離され、さらに気持ちの入ったラリーで20-20と並んだ。20点以降は拮抗した試合展開となりデュースまでもつれ込んだが、最後は28-30でトルコに第4セットを奪われ、今大会初黒星を喫した。
次戦からはラウンド16に入り、日本は23日(水)に試合を行う。対戦相手と時間は1次リーグ全試合終了後に決定する。
写真:FIVB

リベロ・水杉玲奈のディグ
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