2017-09-04 14:45 追加
石井優希 サオリンとのLINE「人のことは気にせず、自分中心に楽しんで」で吹っ切れる
全日本代表 女子
自分のためにやることがチームのためになる
(ワールドグランプリの香港大会やアジア選手権で)メンバーを外れていたから、その分頑張ろうというより、今までのことは今までとして、今はグラチャンで結果を出すことが次につながる、個人的にも今までよりも精神的にも成長できるように大会にしたいと考えています。自分が中心になるように考えて、自分のためにやることがチームのためになる。ほんとに今を頑張るしかないと思っているので、後先考えず、やりたいと思います。日本で開かれる大会は東京オリンピックまで数少ないですし、大歓声の中で興奮することもあるだろうしプレッシャーに感じることもあるだろうから、そういう気持ちの作り方は東京五輪でも同じで、結果だけじゃなくそういう気持ちの部分も大事になると思います。
ワールドグランプリの香港大会でメンバーを外れたときは自分でもしかたないなと思っていましたが、アジア選手権についてはプレーの調子がグランプリより上がっていた分、外れたときはショックでした。アジア選手権での優勝は、チームの今季一番の目標だったので、見ている側でしたけど優勝できてほっとしましたが、見ながら悔しい思いはありました。ネガティブネガティブに考えてしまって、もう全日本で自分が戦っていかなくてもいいのかなと思ったことも多くありましたが、もし諦めたら後悔しかしないと思って。何回も気持ちが折れてしまって、でも、自分が諦めることは絶対に自分が納得しない。バレーが好きでやっている、必要とされているのだから頑張ろう、リオのオリンピックが終わって東京オリンピックを目指すと決めたのだから、その気持ちが勝って自分のために、自分のバレー人生のために頑張りたい、ここ(全日本)にいれば東京五輪に出られるチャンスがあるからと気持ちを切り替えました。アジア選手権から帰ってきて休みをもらったときに、“次に練習が始まるときには今までの自分じゃないように頑張ろう”と。
木村沙織さんとLINEをさせてもらって、簡単な言葉というか……「人のことを気にするんじゃなくて、自分中心で楽しく頑張ればいいんだよ」と言っていただいたことも励みになりました。それですごく楽になりました。いろいろ経験されてきたサオリさんだからこそ、言葉が重く感じられて、自分のために頑張ればいいんだと思えたので、気持ちや体も楽に動けています。今はもう今までのことは考えず、前だけを向いています。
サリナ(古賀紗理那)については、膝のことがありましたが、それでもメンバーに選ばれると思っていたので、選ばれなかったことは驚きましたが、東京オリンピックでは対角を組んでできたらいいなと思っているので、今はサリナには膝を治してもらって、自分が頑張るときだなと思っています。自分がやることが人のためになると思ってやっているので、自分が頑張れたらと思います。
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