2017-09-06 09:55 追加
全日本女子 グラチャン韓国戦 会見コメント(中田監督、冨永こよみ、新鍋理沙、野本梨佳)
全日本代表 女子
・中田久美監督
開幕戦ということでかなりの緊張感の中、内容的には決してよくなかったですけど、ストレートでポイント3を取れたということはチームにとってよかったと思います。明日はロシアと戦いますが、気持ちをしっかり切り替えて頑張りたいと思います。
今日の試合、いちばん警戒していたのは韓国のサーブでした。レセプションに関しては大きく崩されることなく、頑張ったと思いますが、レセプションアタックの決定率というところではもう少し精度を上げていかなければならないというふうに感じています。
――野本選手の成長について。また、3セット目で石井優希選手と交代した理由は?
4年前の野本はいろいろなケガに悩まされ、満足にバレーボールができない状態でした。それをずっと見てきて、今回、攻撃力というところで彼女を全日本で起用させてもらい、本人も積極的に攻撃に参加してくれていると思います。また、相手のライト攻撃に対してのブロックも、全日本選手としての自覚と積極性を感じます。
3セット目は、今後の彼女の課題のひとつだと思うのですが、国内で試合で重ねるのと体力の消耗度が全然違うので、ペース配分が彼女の中でまだうまくいっていないのかな?と。動きが少し遅くなってきたので、石井に代えました。どうしてもストレートで終わらせたかったので、明日の試合のことも考えた上での交代でした。
――冨永選手が緊張していたということもありますが、大胆な攻撃が少ないように感じましたが?
動きを大きく見せるためには、ブロックでワンタッチを取った後にAパスに持っていき、攻撃を仕掛けるなどが必要と思いますが、そういうところでは精度が落ちてたのかなと。セッターがいろいろなところにボールを持っていくチャンスはあったと思いますし、その辺は「切り込みなさい」と指示は出してましたが、パスが返らずに切り込めないというケースはあったというふうに感じています。
――ミドルの先発を岩坂名奈、荒木絵里香両選手にした理由について。
開幕戦ということもあり、アジア選手権の決勝の反省ですが、経験値が大事なのかなと。(ミドルに限らず)五輪経験者、全日本経験者をスタメンで使っていき、展開を見て代えていこうと思って起用した6人です。
――ロシア戦の対策は?
ブロックの上からバンバン打ってくると思うので、最低限、サーブで相手の攻撃を絞ること、チャンスボールや点数につなげられるボールで確実に点数を取っていくということがポイントかなと思っています。
――明日の先発は今日とガラッと変えることもあるのでしょうか?
変える可能性はあると思います。
――バックアタックの打数について。
今日の試合に関してはバックアタックを使っても決まってなかったと思います。確実にサイドで幅を使って攻撃していった方が有効だったと感じています。バックアタックを無理してまで使うケースが今日の試合に限っていえばなかったと思います。
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