2017-12-04 19:43 追加
石川祐希 最後のインカレを終えて。「この4年間があったからこその自分。これからは世界基準に目を向けたバレーを目指したい」
大学バレー 男子
将来的には国内のチームでのプレーも
――試合後のインタビューで見せた涙の意味は?
石川:今日で終わりだという寂しさがいちばん強かったです。
――今のご自身に必要なものは?
石川:何がいちばん必要なのかというと難しいですが、やはり技術も気持ちもトップじゃないと勝てないと思うので、そこを求めていきたいと思いますし、これからそれを求めなければならなくなってくると思うので…。でも、いちばんは気持ちだと思っているので、信念を持ってやっていきたいなと思います。
――これからまたイタリアに戻りますが、今後の目標は?
石川:5日からイタリアに行って、すぐに合流すると思うので、チームは今、ケガ人の多い状態ですが、しっかり頑張ろうと思っています。これまではチームメイトのためにと思ってやってきたこともありましたが、これからは自分自身のために頑張っていければいいのかなと。切り替えてやっていけたらと思っています。
――今後はバレーボーラーとして、どんな将来像を思い描いていますか?
石川:今後、社会人としてやっていくことになりますが、とにかく世界基準に目を向けて、やっていきたいと思います。大学という枠が外れたことによって、自分自身のためのバレーという意識になり、メンタル、モチベーションも変わっていくのではないかと。どれだけバレーに集中してやれるかという部分での勝負だと思うので、そこだけ頭に入れてやっていきたいと思います。進路はまだ決まっていないのですが、イタリアにこれから戻るので、3月31日まで所属は大学ではありますが、とりあえずラティーナにいる間はプロという感覚を持ちながらやっていきたいと考えています。
――世界基準に目を向けるということですが、国内のチームでプレーする可能性は全くないのでしょうか?
石川:やりたいという気持ちはもちろんありますが、それがいつになるのかはまだわからないです。来年なのか再来年なのか、3年後なのか…? それはその時の自分の感覚やタイミングも関わってくるのではないかと思います。
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