2017-12-10 10:27 追加
ホームでストレート勝利の上尾 冨永こよみ「ホームの皆さんの前で勝ちたかった」 山口珠李「試合に出始めて初めて勝てたので嬉しい」
SV女子

試合後の記者会見で笑顔を見せた冨永こよみ選手(左)と山口珠李選手
■冨永こよみ選手、山口珠李選手
冨永:2レグに入ってなかなか勝てない状況の中で、ホームゲームといういいタイミングでのチャンスが来たなと思いもあったし、ホームの皆さんの前で勝ちたいという思いもあり、それが今日、3-0で勝てたということで結果に表れたので、すごくよかったなと思う。
山口:こよみさんもおっしゃっていたが、2レグに入ってから1試合も勝てていない状況で、ホームゲームに懸ける思いはどのチームよりも強かったと思う。自分自身、試合に出していただけるようになってから一度も勝てていなかったので、1勝できたことがとても嬉しい。
――冨永選手に。山口選手にトスを上げる時に特に気をつけていることは?
冨永:山口は何でも文句を言わずに(笑)、全力で打ってくれるので、トスを上げやすい。気をつけているポイントとしては、助走のスピードを生かして高くジャンプできる選手なので、トスが多少乱れていても、スピードを遅くしないようにトスを上げるようにしている。
――山口選手に。冨永選手の今のコメントの感想は?
山口:こよみさんのトスは打ちやすく、私が打ちたいトスを上げてくれる方なので、嬉しい。高い位置でとらえて打つというのを心がけているので、下がってくるトスではなく、上がって向かってきてくれるトスなので打ちやすい。
――山口選手に。今日の出来は何点くらいだったか?
山口:スパイクの本数は少なかったが、決めなければならない場面で決められたという部分もあったので、半分半分くらいだった。
――冨永選手から見て、今日の山口選手は?
冨永:今までの試合でいちばんよかったのではないかと思う。
――山口選手に。高校までのバレーとV・プレミアのバレーを比較して、ここは通用しそうだと感じた部分は?
山口:自分の高校(下北沢成徳高)は、トスが高いオープンバレーを心がけていて、その中で自分はミドルブロッカーのポジションだった。上尾に入ってからサイドのポジションに変わり、サーブレシーブをするため、パスをしなければならないということが大変な部分だった。最近、少しずつパスが返るようになってきたので、そこをしっかりやっていきたいと思う。
――山口選手に。ご自身の攻撃力についてはどう評価しているか?
山口:どのポジションからでも自分のスパイクを打てるように、ケニア(カルカセス選手)とスイッチブロックをして、レフトでも打つことがあったりするなど、ポジションが違うところでもチームに貢献できるようなスパイクが打てるようにこれからもっと努力していきたい。
――冨永選手に。2レグなかなか勝てない時期が続いたが、今年プレミアリーグに戻ってきて、ここまでチームとしてできていると手応えを感じている部分と残りの試合でもう一度高めていきたいところは?
冨永:1レグで勝ち星をあげられていた時と今日の試合は、サーブとブロックで主導権を握ることができていたケースが多く、そこがうちの強みでもあり、そこが相手より劣ってしまうと苦しい展開が多くなる。サーブとブロックという部分をしっかりやっていきたい。また、今週はケニアとのコンビをもう一度チェックして修正してきたので、今日は彼女もミスが少なかったし、決定率も高かったので、個人的にはケニアへのトスを彼女が気持ちよく打てるものにできるよう、しっかり合わせていきたい。


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