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2018-02-04 10:56 追加

V・チャレンジリーグⅡ女子 群馬銀行が12勝目、柏が9勝目を挙げる

V女子

群馬銀行グリーンウイングス

左から小林愛里、古市彩音、鈴木日葵

■鈴木日葵選手

過去2試合とも苦戦している相手。今日も最初に1セット取られて苦しい展開だった。
相手も勝ちに来ているわけだが、それに負けないように自分たちのリズムで、(少し言い換えると)監督に言われたことをしっかりやった上で、型にはまりすぎずに自分達らしいバレーができたので、勝てたんじゃないかなと思う。

――セッターとのコンビについて。

自分が3本目の選手なので、トスが低くても高くてもミスにしないのが大前提で、その中でどうやって相手のコートにボールを落とすかというのを考えてやっている。

■古市彩音選手

現在1位。ポイントは大事で(当然)勝ちたかった。
寒い中ホームゲームに来場いただいた皆さんのためにもと思うとその気持ちはより強くなった。
(とはいえ)簡単には勝てない相手。自分もポンと入れられた身だが、みんながカバーしてくれた。
全員で一丸となれたのが勝因だったと思う。

――途中出場について。

自分が入って流れを変えたい、流れが変わればいいなと思っている。
左利きでツーアタックを強みにしている。
相手には自分のデータはまだないだろうし、ベンチからも思いっきりやれと言われているので(思いっきりやった)(笑)

■小林愛里選手

(柏とのポイント差を考えて)どの試合も負けられないしフルセットまで持ち込めない(という気持ち)。
この試合のためにずっと対策してきたが、それ以上のことを出せないと試合展開は苦しくなる。
最後の最後に自分たちの持っているものを最大限に活かせたから勝てたと思う。

――2セット目以降は各セット、スタートからの出場になったが?

いつでも出れるように準備はしていたが、久々のゲームで緊張はあった。
コートの中でコミュニケーションが取れたので、最後まで思いっきり…一歩引かずに、できた。

■石原昭久監督

しんどかったね。勝ててよかった(笑)
1セット目は全員浮足立っている状況で、これではゲームにならん、と。
早々にプランBを発動させた次第。
そこからやっとゲームらしい展開を作り始めたので攻撃も機能し、2、3セットはうまくいった。
4セット目は若さが出たが、それでも勝ち切ったということは評価に値すると思う。

――古市選手についての評価を。

手元からリリースされるまでが一定の形で、(いろんなところへトスを振り分けられるから)相手がディフェンスを絞りづらいと思う。
また、自分自身で2球目をヒットして得点できるのも彼女の持ち味で、高く買っている。

――ポイントでは有利な立場にいますが?

当たり前のことをどんな場面でも当たり前にできる強さを持ってほしい。優勝に対するプレッシャーを抱えながら頑張ってほしいと思う。

――(前回敗戦となった)GSSに対する対策は?

無論、ないわけではないが(笑)、相手がどう、(というリアクション)ではなく自分達がいかににできるか。
優勝を目指す位置にいる以上、がっぶり四つで組んで寄り切りという戦いをここからはしていかなければならない。
最後は自力で押し出さないと。

――王者としての戦い?

とてもそんな(笑)
ただ、優勝を狙えるポジションにいるということを自分達で受け入れて乗り越えてほしい。
それは(優勝を目指す上で)必ず通らなくてはならない場所だと思うので。

弊誌のリクエストにより、群馬銀行の3選手に笑顔をいただいた

●2月3日現在の順位(ポイント)

1 群馬銀行(33)
2 柏(29)
3 GSS(16)
4 プレステージ・インターナショナル(16)
5 浜松(14)
6 大阪(0)

取材・写真:堀江丈

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