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コラム

2018-03-18 12:00 追加

「どんな場面でもチームに貢献したい」ベテラン岡本が示す準備と心構え

SV男子

ピンチレシーバー川口、見せるかハッスルプレー

もうひとり、今シーズンほぼ毎試合、途中出場する選手がレシーバーの川口太一だ。愛知・星城高校では石川祐希とともに活躍し、大学へ進学せず豊田合成入りした。昨シーズンまではなかなか出場機会がなかったが、今シーズンはピンチレシーバーとして高松卓矢と交代してコートに立つことが多い。

1月28日の東レ戦で、過去シーズン含めて初めてリーグ戦でリベロとして出場した。4年目にして初めてのこと。試合は負けこそしたものの、川口はなんどもコート脇の看板を飛び越えてレシーブを試みるなど、ハッスルプレーを見せていた。

「今シーズンというかずっとリベロで出てなくて、今までレシーバーでリベロとしては初めて。レシーバーとリベロは違うので、難しい部分もあったが、練習でやっていることをやるだけだった」
と川口はリーグ戦初リベロを振り返った。なかなかスタートから、リベロでの出場機会がないなかでの出場、川口にとっては大きかったようだ。

「レシーバーで試合に出る時は、古賀さんがいたり、イゴールがいたり、周りの選手が引っ張ってくれたり。あと、レシーバーとしてセット終盤に出ることが多いので、独特の緊張感がある。リベロでプレーするときは、チームを率先してリードしないといけない。1セットフルででるんで、長時間プレーする難しさはある。久しぶりだったので、体力面的にも、緊張感もあったので、体がついてこなかった部分もあった。自分で頑張ってチャンスを手に入れて、こういう経験をもっとしていきたい。(レギュラーラウンド)2位通過できることは決まっていたので、しっかり準備できていた。もう少しチームになにか特別なものを与えられたのではないかと思った。今後の課題です」

今シーズンのリーグ戦を締めくくるファイナル第2戦、川口もまたピンチレシーバーとして出場するはず。数少ない機会でもチームの逆転勝利のため、ハッスルプレーを見せてくれるはずだ。

写真・文:大塚淳史

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