2018-05-16 12:25 追加
全日本男子 親善試合でオランダに1-3で敗れる
全日本男子 オランダ親善試合第1戦の結果
全日本代表 男子
全日本男子バレーボールチームは、15日、合宿中のオランダ・アルメロでオランダ代表チームと親善試合を行い、1-3で敗れた。
親善試合は17日に第2戦が行われる。
日本のスターティングメンバーは、西田有志、李博、柳田将洋、福澤達哉、山内晶大、関田誠大、古賀太一郎。
第1セットは、関田のサーブからスタート。ラリーから西田がスパイクを決め、初得点をあげるが、スパイクミスや相手のサービスエースで先行され、5-8でテクニカルタイムアウトに。日本は硬さが見られ、ミスが続いて苦しい展開となり、9-14でタイムアウトを要求する。関田はクイック、パイプ攻撃を効果的に使うが、なかなか点差は縮まらず、11-16で再びテクニカルタイムアウトを迎えた。
その後、福澤のサービスエースや、好レシーブからの連続得点を重ねて14-16と追い上げると、サーブレシーブが乱れる中、西田が難しいボールを決めきり、18-21で終盤へ。西田を大竹壱青に交代、ラリーでスパイクを決め、20-22とするが、最後はブロックに阻まれ、21-25で失った。
第2セット、序盤は李のサーブで崩すと、山内がスパイクを決め、連続得点で5-3とする。相手にフェイントなどを決められ、追いつかれるが、8-7でテクニカルタイムアウト。その後サイドアウトの取り合いとなるが、相手に連続ブロックを決められ、11-13で日本がタイムアウトを要求する。
日本はクイックを効果的に使うが、13-16で2回目のテクニカルタイムアウトに。スパイクが決まらず、徐々に点差を広げられ、15-20。なかなか流れを変えられず、18-23となるが、李の3連続サービスエースで23-24まで粘りを見せた。最後は相手のスパイクが決まり、23-25でセットを失った。
第3セット序盤は西田の連続サービスエースで5-2とリードし、相手がタイムアウトを要求。李のスパイクが決まり、8-5でテクニカルタイムアウトとなる。関田のサービスエースで9-6とするが、サーブレシーブの乱れから連続失点し、9-10と逆転され、タイムアウト。苦しい展開の中、井手智の好レシーブから髙野直哉が決めきり、12―12で追いつくと、李の連続サービスエースで14-12と逆転。16-15でテクニカルタイムアウトとなり、終盤へ。
相手のブロックに阻まれるなど、連続失点で18-20となり、タイムアウトを要求。その後、柳田のサーブで崩すと、切り返しで李のスパイクが決まり、20-20と追いつく。サイドアウトの取り合いで息をのむ展開となるが、大竹の好サーブで相手を崩し、自らスパイクを決めて24-22でセットポイント。最後は大竹が渾身のサービスエースを決め、25-22でセット奪取した。
このまま勢いをつけたい第4セット序盤、西田が強烈なサーブから自ら切り返しのスパイクを決め、髙野もサービスエースを奪うなど、リズムが出てきた日本。そこから一進一退の展開で7-8でテクニカルタイムアウトとなる。
関田の絶妙なトスワーク、李のブロックも出て、お互い譲らず11-11。緊張感の保たれた中、16-15で2回目のテクニカルタイムアウトとなり、終盤に向かう。18-18で山内から伏見大和に交代すると、伏見がスパイクを決める。その伏見のサーブで崩し、相手のミスを誘い、22-20で相手がタイムアウトを要求。しかし、その後、相手にサービスエースを奪われ、22-22で今度は日本がタイムアウトを取る。23-24から最後はサーブで崩され、スパイクを決めきれず、23-25で惜しくも敗戦となった。
■矢島久徳強化委員長のコメント
今シーズン最初の試合は、攻守のシステム構築を意識して臨んだ試合であった。今後、日々プレーの精度を高めていくよう取り組んでいくことが大事であり、これを積み重ねていけば高いレベルで勝負できるチームになると期待できる。
初代表初スタメンの西田が要所で決める存在感を発揮し、途中出場の髙野がそつのないプレーでチームを落ち着かせるなど、今後に向けた好材料が見えた試合であった。
同じカテゴリの最近の記事
- 優勝はアランマーレ。「善くて強いチーム」が創部8年目で頂点に。柳沢紫子のサーブから木村友里が決勝点。木村はシーズンMVPに輝く V2女子 [V2リーグ 女子] / 2023.03.27
- 2023年度女子日本代表登録選手を発表。古賀紗理那主将、石川真佑ら。大友愛さん長女の秋本美空ら12人が初選出 [全日本代表 女子] / 2023.03.27
- V1女子、成績による部門の個人賞が決まる。久光・西村弥菜美がサーブレシーブ部門で日本記録を更新。荒木彩花がスパイク賞とブロック賞をダブル受賞 [V1リーグ 女子] / 2023.03.27
- 久光が3位、NECが4位となり、東レ、埼玉上尾とともに4月8日から開催されるファイナル4へ V1女子 [V1リーグ 女子] / 2023.03.27
- パナソニック3位、堺4位 VC長野が今季5勝目で9位浮上 ファイナル4は4月8日島津アリーナで開幕 V1男子 [V1リーグ 男子] / 2023.03.26
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.