2018-05-27 09:47 追加
アジアユース女子選手権(U-17) ホームのタイにフルセットで競り勝ち、7大会連続の決勝進出へ
アジアユース女子選手権(U-17) 準決勝の結果
全日本代表 女子
アジアユース女子選手権大会(U-17)は、26日、タイのナコンパトムで準決勝が行われ、日本はタイと対戦。完全アウェーの大歓声の中、ホームのタイを3-2(22-25、25-15、23-25、25-16、15-2)のフルセットで下し、7大会連続の決勝進出を果たした。決勝は27日、大会7連覇を懸けて中国と対戦する。
タイ戦のスターティングメンバーは、川上良江、樫村まどか、西川吉野、吉武美佳、榊原菜那、大川愛海、西崎愛菜。
第1セットはまず互角の展開、7-8でテクニカルタイムアウトを迎える。10-10から連続得点を奪われて10-13とされ、日本がタイムアウトを要求。タイの粘り強いレシーブの前に苦しんで、11-15まで引き離されたが、川上や吉武のスパイクで15-15と追いつく。その後もラリーの応酬となるが、18-20とされ、タイのサーブと粘りに押し切られ、セットを失う。
第2セットはキャプテン・西川のサービスエースからリズムに乗り、川上の活躍もあり、8-2とリード。ミスの出たタイはサーブの威力が落ちたが、日本はペースを保ち、16-6、23-10まで点差を広げた。終盤はミスで連続失点する場面もあったが、25-15でセットを取り返す。
第3セットは、第2セット後半からコートに入った小山愛実がそのまま出場。好スタートを切ったものの、相手サーブに攻められてあっさり逆転を許し、9-14。ここまででサービスエース4、ブロックポイント2と、このセットはタイのペースだったが、日本も粘りを見せ、中盤は小山、川上らサイドアタッカーの活躍で20-20とし、終盤へ。しかし、そこからあと一歩が届かず、セットを取り返されてしまう。
第4セットは小山のショートサーブで連続得点を奪い、16-10とリードして中盤へ。西川のスパイク、樫村のブロックが決まり、20-11。最後まで集中力を絶やさず、25-16でセットを奪い返し、最終セットへ突入する。
第5セットも西川、小山のスパイクや樫村のブロックで4-1とリードする立ち上がり。川上がフェイントを決めた後、樫村のブロックが再び決まり、6-1 と流れをつかんだ。西川のサーブは12-1 まで続き、完全に日本ペースの展開に。日本は最後まで攻め切り、15-2 で試合終了。フルセットの大接戦を制し、決勝進出を決めた。
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