2018-05-28 11:26 追加
アジアユース女子選手権(U-17) 中国を3-1で下し、7大会連続8回目の優勝。MVPに西川吉野(金蘭会高)
アジアユース女子選手権(U-17) 決勝戦の結果
全日本代表 女子
アジアユース女子選手権大会(U-17)は、27日、タイのナコンパトムで決勝が行われ、日本は中国と対戦。3-1(25-17、18-25、25-17、25-19)で勝利し、7回連続8回目の優勝を5戦全勝で飾った。
決勝のスターティングメンバーは、川上良江、樫村まどか、西川吉野、小山愛実、榊原菜那、大川愛海、西崎愛菜。
中国のクイックでスタートしたが、キャプテン・西川のサーブが続いて連続得点し、8-2とリードする立ち上がりとなった。その後は互いにサイドアウトを繰り返し、16-9で2回目のテクニカルタイムアウトに。中国にスパイクミスが目立ち始め、19-10と大きくリードして終盤へ。そこからは日本にもミスが出て追い上げられたが、25-17でセットを奪った。
第2セットはスタートから日本はミスが出て、0-5と追う展開に。苦しい流れからじわじわと点差を詰めて2点差までは追いつくが、高さのあるブロックとスパイクに突き放されて、13-19となる。波に乗った中国に、なおも連続得点を許し、このセットは取り返された。
第3セットは一進一退で互角のまま進んだが、8-6とわずかに抜け出したあと、西崎のレシーブから15-12とし、このまま一気にリードを広げたい日本。ところが、中国のブロックに捕まってしまい、16-15まで詰め寄られてしまう。しかし、ここから西川が連続でスパイクを決め、大川のブロックも出て、ようやく日本のペースに。終盤はよく粘り、25-17でセットをものにした。
第4セット序盤は樫村の連続サービスエース、小山のバックアタックなども決まり、8-5とリードする。西川の連続スパイクポイントからペースをつかみ、15-8とさらにリードを広げた。そこからはサイドアウトの応酬となり、終盤はミスも出たが、最後は小山が決めて、ゲームセット。アジア選手権で7回連続、8回目となる優勝を全勝で成し遂げた。
なお、個人賞は、日本選手からMVPとベストアウトサイドスパイカーにキャプテンの西川吉野(金蘭会高1年)、ベストオポジットに小山愛実(共栄学園高1年)、ベストミドルブロッカーに樫村まどか(水戸女子高1年)が選ばれた。
最終順位は、1位日本、2位中国、3位タイ、4位韓国、5位台湾、6位カザフスタン、7位イラン、8位インド、9位オーストラリア、10位ニュージーランド、11位マレーシア、12位香港。
写真:AVC
同じカテゴリの最近の記事
- 大阪Bが中国の上海光明に3-0で勝利。元チームメイトのクビアク主将「大阪Bはこの大会で優勝する力もあると思う」 アジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025 [SV男子] / 2025.05.13
- フォト ファイナル・ジェイテクトSTINGS愛知 関田誠大、宮浦健人、デファルコ、ルカレッリ、小川智大ら 2025.05.05 LaLa arena TOKYO-BAY [SV男子] / 2025.05.12
- 埼玉上尾メディックスがファン感謝祭「メディックス学園林間学校」を開催。チームへの愛を胸に退団の仁井田桃子「これからも仲間としてリーグを盛り上げていく。私は夢をあきらめていない」SV女子 [SV女子] / 2025.05.12
- 大阪Bとサントリーがともにストレート勝利で白星発進。アジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025 [Others,SV男子] / 2025.05.12
- 姫路 元日本代表の柴田真果とブレス浜松から期限付き移籍の森木かれんが現役を引退 SV女子 [SV女子] / 2025.05.11
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.