2018-06-01 11:34 追加
ネーションズリーグ女子 全日本女子、アルゼンチンにストレートで勝利
ネーションズリーグ女子 予選ラウンドの結果
全日本代表 女子
バレーボールネーションズリーグ女子大会は、31日、香港(ホンコンチャイナ)で予選ラウンド第3週の最終戦、第3戦が行われ、全日本女子はアルゼンチンと対戦。3-0(25-16、25-21、25-21)のストレートで勝利した。日本の通算成績は、4勝5敗。
次戦は、タイに舞台を移し、6月5日にトルコと対戦する。
アルゼンチン戦、日本チームのスターティングメンバーは、黒後 愛、新鍋理沙、岩坂名奈、芥川愛加、冨永こよみ、石井優希、井上琴絵。
第1セット、スタメンに第1週のブラジル大会以来で芥川を起用し、スタート。立ち上がり、新鍋の連続サービスエースでリズムをつかんだ。サーブレシーブも安定し、8-4とリードを保って1回目のテクニカルタイムアウト。
中盤、ラリーから黒後、芥川、石井のスパイクで連続ブレイクし、16-10とリードを広げる。 終盤は、キャプテン・岩坂がブロックを決めて勢いに乗り、最後は新鍋がライトからスパイクを決め、25-16で1セット目を先取した。
第2セットは前半、芥川のブロック、黒後のスパイクで確実に加点し8-4とリードして1回目のテクニカルタイムアウト。タイム明け、石井がスパイクを立て続けに決め、さらにサービスエースでも得点を加え、13-6とリードを大きく広げた。
その後、日本のミスもあってアルゼンチンに詰め寄られるが、新鍋のサービスエース、黒後のブロックで再びリズムを取り戻し、18-10とリード。さらに日本のサーブが走り、得点を重ねたが、逆に相手サーブに崩され、23-20と追い上げられた。しかし、最後は、芥川のBクイックで突き放し、セットを連取した。
第3セットは黒後に代えて古賀紗理那が入り、スタート。前半はリードを奪うも、2セット目の終盤と同じく、相手のサーブに再び崩され、競り合いの展開に。8-6から追いつかれるが、芥川のブロックなどで得点し、15-11とリードする。その後、再びリードを縮められたところで古賀のフェイントが決まり、20-17としたところでアルゼンチンは2回目のタイムアウトを要求。最後は石井のスパイクが決まり、ストレートでアルゼンチンを退けた。
ホンコンチャイナ大会を2勝1敗で終え、次は予選ラウンド第4週、タイのナコンラチャシマでトルコ、韓国、タイとの3連戦を迎える。
■寺廻太強化委員長のコメント
ホンコンチャイナでの3連戦は、次期エースとして期待のかかる黒後選手がほぼフル出場し、日本の得点源としての活躍を見せて大いに評価できる結果となった。
写真:FIVB
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