2018-06-03 12:10 追加
ネーションズリーグ男子大会 全日本男子、開催国のブラジルにストレートで敗れる
ネーションズリーグ男子大会 予選ラウンドの結果
全日本代表 男子
ネーションズリーグ男子予選ラウンド第2週・第2戦が1日、ブラジルのゴイアニアで行われ、日本はホームのブラジルと対戦。0-3(24-26、19-25、20-25)のストレートで敗れた。日本の通算成績は2勝3敗。
次戦は3日、10時5分(日本時間22時5分)から、韓国と対戦する。
ブラジル戦のスターティングメンバーは、大竹壱青、髙橋健太郎、浅野博亮、髙野直哉、伏見大和、関田誠大、井手 智。
第1セット、熱狂的なブラジルサポーターの大歓声の中、序盤はお互いミスを出しながらもサイドアウトの応酬となり、8-7でテクニカルタイムアウト。
井手の好レシーブでブラジルのコンビミスを誘い、髙野のサーブが決まると、ブラジルがタイムアウトを要求する。その後は日本のクイックがブラジルのブロックに捕まり、切り返しで決められ、12-12の同点に。両チーム得点を重ね、お互い決め手を欠くまま19-19で終盤へ。
大竹の絶妙なフェイントが決まったが、タッチネットで連続失点し、22-21で日本がタイムアウトを要求。23-23でリリーフサーバーの藤井直伸が相手を崩し、大竹が切り返しを決めて24点目を入れると、ここでブラジルは2回目のタイムアウト。直後、サーブミスでジュースに突入すると、日本にコンビミスが出て逆転され、最後はブラジルに決められ、24-26でセットを失った。
第2セットは序盤にコンビミスを犯し、3-5とブラジルにリードされ、さらに高いブロックに押し込まれて3-7、5-9とリズムをつかめない。テンポの良いブラジルに対し、後手に回ってしまい、5-11で日本がタイムアウトを要求。
浅野、髙野らが単発では決めるが、ミスもあって連続失点し、9-16でテクニカルタイムアウト。その後も点差はなかなか縮まらなかったが、髙橋に連続サービスエースが出て、15-19となり、ブラジルがタイムアウトを取る。大竹のブロックも決まり、16-20で終盤へ。
好ラリーが続くが、日本の痛いコンビミスで16-22となり、タイムアウトを取る。山内晶大がネット際で押し勝ち、18-22 と追い上げたが、ブラジルのクイックが決まり、セットポイント。最後も高いブロックに阻まれ、19-25でこのセットも失った。
第3セット、後がない日本は伏見に代わって山内でスタート。開始早々停電となり、約30分にわたってゲームが中断した。
再開後、序盤は髙橋のクイックが決まるなど、互角の展開だったが、ブラジルのブロック、日本のスパイクミスが出て連続失点し、5-8でテクニカルタイムアウト。さらにサービスエースを決められ、点差を広げられる。
ラリーが続いても最後はブラジルが決め、さらにサービスエースで追い打ちをかけられ、日本はタイムアウトを要求。しかし、ブラジルのセッターに多彩な攻撃を組み立てられ、11-16とされてしまう。
終盤にも強力なサーブを決められ、14-20で日本のタイムアウト。髙橋のクイック、相手のコンビミスで連続得点したが、追い上げも届かず、19-24 でブラジルのマッチポイント。大竹が1点を返すが、最後はサーブミスでストレート負けを喫した。
■矢島久徳強化委員長のコメント
王者ブラジル相手に不要な失点から、1 セット目を取り切れなかったのが悔やまれるところである(取れていれば2007年以来のセット奪取)。今後、並み居る強豪チームに対して、そういったところの改善が課題となる。次戦は同じアジアの韓国と対戦。負けられない試合となる。
写真:FIVB
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