全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>会見・コメント>全日本男子主将・柳田将洋「いろんなタイプの選手をひとつのベクトルにまとめること。これが僕の考えるキャプテンシーです」

会見・コメント

2018-06-05 17:00 追加

全日本男子主将・柳田将洋「いろんなタイプの選手をひとつのベクトルにまとめること。これが僕の考えるキャプテンシーです」

全日本男子主将・柳田将洋 囲みコメント

全日本代表 男子

5月に行われた全日本男子バレーボールチーム始動会見の中から、柳田将洋主将の囲み取材コメントをお届けする。

―― 中垣内(祐一)監督からキャプテンに指名されたのはいつ頃ですか?

柳田:1月か2月頃、監督がドイツに来てくださった時に、直接、そういった(キャプテンを任せる)ことも考えているとおっしゃってくださいました。

―― それを聞いた時、どのように感じましたか?

柳田:リーグも終盤に差し掛かっていて、僕のモチベーションとしても、1シーズンいい形で乗り越えたいという思いもあったので、 監督からそういう声をかけていただいたのも発破をかけていただくという意味でもいいタイミングだったなと感じました。

――実際にキャプテンとして活動してみていかがですか?

柳田: 今日のような記者会見を通して、始まったということを実感している部分があるので、少しずつ形になっていけばいいのかなと思っています。

―― どのような形でキャプテンシーを発揮していきたいですか?

柳田:僕の考えるキャプテンというのは、 いろんな選手をひとつのベクトルにまとめるということだと思います。昨年も一昨年もキャプテンをされていた方は、プレーで引っ張って、そこにみんなが集まっていました。 僕もそういったところに理想を持ってバレーをやっているので、コミュニケーションであったりとか、チームがどの方向に向かっていくのかといったことを話し合っていく際の話の中心になれればいいなと思っています。

――プレー面では、昨年から攻撃のスピードアップに取り組んでいるそうですが、 今年のチームの速さに関してはどのように感じていますか?

柳田:去年のことを踏まえると、 そこがあっての今年のトライだと思うので、 形にすることで、世界との距離を縮めることができると思います。
攻撃面、ブレイクの面でもそうですし、パイプ攻撃をもっと速くする取り組みに関してもサイドを活かすためにやっていると思うので、そこは違和感なくできています。

サイド攻撃に関しては自分がもっとアジャストしていく必要があるかなと思うので、コンビや状況でトスの質をどうしていくかなど、細かいところはチームでこれから話していくことになると思います。

――速さと打ちやすいトスを上げてもらうことは、どちらを重視していきたいですか?

柳田:今のところは、速いバレーを優先的に考えて組み立てていくと思いますし、監督やコーチもそこを基準にチームを作っていると思います。今、その状態で打ちやすい方を優先してしまうというのは、自分の成長にも繋がらないと思いますし、 実際に去年やってみて、アジャストするタイミングがかなり速かったので、今年もトライし続けたいと思います。

僕らの目標は世界選手権ですし、ネーションズリーグでも 強豪国と戦うことになると思いますけど、 そこに結果を求めたいという反面、世界選手権に向けて新しい形を求めていくことも考えなければならないので、最終的にどこを目指していきたいかということも見失わないようにしながら、アジャストするならしっかりして、トライするならしっかり続けるということをしていきたいと思います。

―― ネーションズリーグに関しても速いバレーにチャレンジしていきたい?

柳田:そうですね。ネーションズリーグは今季初めての実戦になるので、そこでどれだけ通用するのかというところもはっきりわかってきますし。試合数も多く、タイトな日程になるので、 いろいろな選手がコートに立ち、新たなコンビネーションが生まれるかもしれない。 そういう時こそ僕が中心になってコミュニケーションしていきたいと思います。

>> 会見・コメントのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック