2018-06-05 17:00 追加
全日本男子主将・柳田将洋「いろんなタイプの選手をひとつのベクトルにまとめること。これが僕の考えるキャプテンシーです」
全日本代表 男子
―― ドイツリーグでの収穫とそれをどう生かしていきたいかを教えてください。
柳田: ドイツの高いブロックに対する対処法であったりとか…。ドイツリーグを経験して、世界のブロックの高さを改めて実感しました。速いトスに挑戦もしていますが、それと並行して、高いブロックにどう対応していくかを引き続き考えていきたいと思っています。
――速いトスを打ちこなすことと、高いブロックをどうかわして打つかを並行して取り組んでいくと?
柳田:そうですね。速いトスやブロッカーを振るトスを上げるのはセッターですが、ブロックをどうかわして打つのかを考えるのは僕らスパイカーの仕事なので、それは全く違う視点になります。高いブロックに対して真っ向勝負するわけではないですし、切り抜けて打つ技術は必要なスキルだと思います。
――そのスキルの部分がドイツに行くことにより成長できましたか?
柳田:現地では常にそのことを考えさせられていましたし、 そうである(成長できた)と思っています。
―― Vリーグではクイックやパイプ(攻撃)がトレンドになってきていますが、ドイツではどうですか?
柳田:僕が見てきたり、対戦してきたチームはクイックやパイプにかなり対応しているイメージがありました。 速さもある程度あり、安定感があったと思います。それに加えてサイドアウトの数字が高くなるので、そこがまず基準にあって、ブレイクのシステムがしっかり組まれているのが強いチームだなという印象がありました。あとは対応力の早さであったりとか、それもシステムに含まれると思うのですが、クイック・パイプが中心というのはかなりバレーボールでは重要なものかと思います。
――サイドアウトとつなぎはどちらをより重視していきたいですか?
柳田:まずサイドアウトですね。ラリー中になれば、真ん中の攻撃をいかに増やしていくかということだと思うので…。去年は藤井(直伸)さんがトライしていましたが、かなり有効であることがわかったので、そこにパイプを絡めていければよりいいかなと思います。
――今年の全日本は若手も増えましたが、個々の選手のキャリアが違う分、安定感などの面でアンバランスさを感じることはないですか?
柳田:正直、あまり感じないですね。プレーの粗さが出てくる部分は、もしかしたらこれからあるのかもしれませんが、コートに立って、そこの差を感じることはあまりないです。西田(有志)などが遠慮しないでどんどんやってくれるのは助かりますし。
年齢や代表歴などの経験値によって、コートの中で差が出てくることがあれば、コントロールしていく必要があるかもしれませんが、そういう時はもちろん、福澤(達哉)さんにも力を借りたいと思っていますし、いろいろな選手が力を合わせながら、ムラのない安定したチームを作っていければそれがいちばんいいのかなと思っています。

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