2018-06-07 23:57 追加
ネーションズリーグ女子 日本、フルセットの末、大逆転でタイを下す
全日本代表 女子
第4セット前半は競り合うが、タイがまず抜け出す。スパイクやサービスエースで連続得点し、5-8で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。
タイム明け、サービスエースで5-9とされたところで日本は1回目のタイムアウト。その後、粘って12-14と追いすがるも、競り合いの中で田代のツーアタックがネットにかかり、15-18とされ、日本は再びタイムアウトを取る。
しかし、岩坂のブロックで18-18と同点に追いつき、田代のサービスエースで一歩リードすると、タイのタイムアウト後もサーブで攻め、相手のミスもあって、23-19と突き放す。
最後は黒後のスパイクでセット連取。ゲームはフルセットにもつれ込んだ。
最終セットは新鍋をコートに戻して勝負をかける。立ち上がりはお互いサイドアウトで得点し、4-4の同点からタイがオヌマー、プルームジットの連続スパイクで抜け出す。
田代のブロックで7-7と日本も追いつき、さらには岩坂のブロックで8-7とし、コートチェンジ。
タイはアチャラポーンのブロックで逆転するが、石井のスパイクが決まり、11-11の同点になり、タイがタイムアウトを要求。
その後はオヌマーのバックアタックでタイが2点リードするが、石井のスパイクで長いラリーを制し、13-13と再び追いついたジュースでプルームジットがスパイクをミス。マッチポイントを奪ったが、取り切れず、ジュースを繰り返し、最後に石井がスパイクを決めると、スコアは22-20。大逆転で勝利をつかみ取った。
ゲームを通じて黒後が両チーム最多の29得点と活躍した。
■寺廻太強化委員長のコメント
2セットビハインドからの大逆転でタイを退け、タイ大会を2勝1敗、通算成績を6勝6敗の五分とした。選手の諦めない気持ちがボールに乗って、観衆も大興奮する好ゲームとなった。
次週は、VNL予選リーグの最終週となる。ポーランドに移動し、ロシア、ポーランド、ドミニカ共和国との3連戦を戦う。
写真:FIVB
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